事務所らしき所に来ました
「ここが事務所です」
事務所に来ました
「はい。」
この時私は思いました
"ヤバっ 歌しか出来ない"と。
事務所の中に入り、
オーディションをする所へ行きました
「ここでオーディションをします」
「歌かダンスやってください」
"歌だけでも良いんだ"と思った。
歌はもちろんアカペラで歌った。
なんとなく。
「後日にまた連絡するので、
電話番号をここに書いてください」
番号を書いた
「あ、お名前をお聞きしてもよろしいですか」
「はい」
仮の名前か
本名か
「分かりました。電話では本名で呼ばせてもらいます」
「それでは、また後日。」
ガチャ
さっきの部屋から出ました
すると走ってるような足音が聞こえてきました
ダダダダダダダダダダダダ
どうせ避けてくれるだろうと
甘く考えていました
渡された名刺を見ながら
オーディションに受かったら
これからどうしようか。
ドンッ
さっきの走ってた人にぶつかりました
私が避けるべきだったのでしょう
??「:(ヽ'ω‘):イテテ」
??「え?あっ大丈夫ですよ!!
僕が走ってたからぶつかっちゃったんですし!
そもそも僕が下向いて走らなかったら
済んだ話ですよね!!」
ぴぴぴぴ
アラームの音だ
これからカフェでバイトをする予定だった
??「えっ、あ、さようなら〜」
そして、私はバイトへ急いだ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!