第4話

story 3
部活の時間が始まって体験入部の1年生が何人か来た。その中にはちゃんと幸くんもいて、
目が合う度に悪魔のような笑みを浮かべてきて全然集中ができない。
それから数日経ったけど、やっぱりあの笑みは変わらない。
けど、もうそれも慣れちゃったりしてる自分もいる。
そんなこと考えながら踊っていると
「痛っ、」
転んで足捻っちゃった、、
「華、大丈夫!?」
「あ、うん!全然大丈夫だよ!ちょっと保健室で手当してもらってくるね!」
そう言って部室出たけど、やっぱり結構痛いな、、自力で保健室まで行けるかな、、

「華先輩!」
声の聞こえる方を向くと幸くんがいた。
「え?なんでここにいるの?」
「あ、それは、、華先輩大丈夫って言ってたけど見るからに大丈夫そうな歩き方じゃなかったから、、」
「あ、え!嘘!」
「嘘じゃない。はい。」
幸くんが私の前でしゃがんで来た。
えっと、私はどうすればいいんだろ。
「え?」
「早く乗って。歩くと痛いでしょ」
「あ、ありがとう、、」
「よいしょっ、うわっ!華先輩軽っ!」
「ふふふ。でしょでしょ」
なんて言ってるけどなんで私、こんなにドキドキしてるんだろ、、、