晃くんは拗ねてるらしいし、
幸くんには鈍感って言われるし。
てか私2人にドキドキしちゃってるんじゃん。
ああ、もうなんで、、晃くん拗ねてるの。。
終わったら晃くんに謝りにいこ、、、
「はぁ、やっと部活終わったぁ」
「華先輩やっとってなんか用事でもあったんですか?」
「あ、えっとちょっと晃くんに用があって、、」
「そうなんですか、、」
「じゃあ、行くね!」
そう幸くんに言って部室を出ようとしたとき
急に幸くんに手を握られた。
「えっ?」
振り返ると幸くんもびっくりした顔をしてた。
「あっ、すいません!!!何でもないです!!」
???なんだろ、、、早くしないと晃くん帰っちゃう!!
「バイバイ幸くん!!」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。