第2話

story 1
「華。」
廊下ですれ違う度に呼ばれる私の名前。
これが嬉しくてたまらなくて私はいつも廊下をうろちょろしちゃうのが私の日課。
「なに?晃くん。」
「いや、なんにもない。」
ほかの人から見たら何気ない会話だけど
私からしてみたらこれも特別な会話。
晃くんと話せると1日はルンルンしてられるもん。
私と晃くんは一つ違いの先輩後輩。
けど、私は晃くんに恋をしている。
私たちが出会ったのは私が小学校6年生の時。
掃除の場所が近かったり委員会が一緒だったりして仲良くなった。
そして仲良くなっていくうちに私は恋に落ちていった。
それからは3年も片想いのまま。
告白しようなんて思わない。
だってこの関係が崩れて話せなけなっちゃうから。
だから今は思ってるだけで充分なの。