お泊まりしていた時間なんてとっくに終わって、朝の暑い日差しで起きる。
目を擦ってから時計を見ると朝の9時を指していた。
『けっこう寝たな……ㅎㅎ』
そういえばゆんぎは起きたのかな……
そう思って隣を見てみると
『わぁ…ㅎㅎ』
隣で可愛い顔して寝ているユンギ君、
『フフッㅎㅎ』
少し笑ってしまう。
🐥【あなた、おはよう。】
『あ、じみな!』
🐥【ずいぶんと寝てたことㅎㅎ】
『うんㅎㅎけっこう寝てたみたいㅎㅎ』
🐥【大丈夫ㅎㅎさっき俺起きたばっかㅎㅎ】
『そっかㅎㅎ』
そんな会話を少しだけする。
今日の朝はなんだか暖かいもので溢れていて居心地がよかった。
なんだかんだいって、みんなといる時が1番楽しいなって気づけた今日この頃。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。