第2話

独り言 ※テオくんside
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2018/01/23 11:04
じんたんが俺にあの告白をしてきた日から、じんたんはずっとみやとの事を話してきた。
じん
それでねー?みやコンビニの肉まん全部買っちゃったんだよねw
じん
もう、俺もお店の人もびっくりでさー
楽しそうに笑うじんたんを見て、
俺もつられて笑う。ていうか笑っておく。
俺が我慢せずに今の気持ちを伝えて、じんたんの幸せを壊したくないと思ったから。

じんたんが幸せなら、それでもいい。

その幸せな理由が俺じゃなかったとしても。
じん
あ!もう時間だからみやの家行くね?
じん
それと今日は…お泊まりだからご飯は大丈夫だからねー!
テオ
え、お泊まり?
じん
ん?そーよ?
テオ
あ、うん…そっか!
テオ
ラブラブしてこいよ〜?w
じん
うるさいっ!w
行かないで、行かないでよ。

そんな俺のわがままな気持ちなんて知らずじんたんは小走りで家から出て行った。

俺に笑顔で手を振って。
テオ
…こんなにも、好きなんだけどなぁ。
一人呟いた。

じんたんがいないその日の夜、俺は一人でいろいろな事を考えていた。
じんたんに今この想いを伝えらたらなんて言うかな
やっぱり俺なんかに好かれても気持ち悪いかな






























テオ
俺だけを見てくれればいいのに。

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