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第23話

22Q
一ノ瀬 咲陽
で、あのとき一目惚れしちゃったの
────なる、ほど....


私は、先輩の話を聞いて頭の片隅に出てきた記憶をなんとか引っ張り出した。


確かに、ちょっと覚えてる気もしなくもない。
あの後すぐにあんな事があったから、たぶん忘れてたんだろう。
一ノ瀬 咲陽
最初は雰囲気違うから
分かんなかったけど、
やっぱりあなたちゃんだったんだね
にこりと笑う先輩のことは全く覚えてなくて。

でも、それでも今私が好きなのは───
あなた

先輩、私───

一ノ瀬 咲陽
でも俺さ、インターハイ出場したら
付き合ってって言っちゃったじゃん
────言ってましたね。とても自信ありげな顔で。


行けませんでしたけどね。
一ノ瀬 咲陽
このままここで告るのは、
なんてゆーかかっこつかないじゃん?
あなた

.......

一ノ瀬 咲陽
だからさ、来年まで待ってくれない?
あなた

....は、

はぁぁぁぁぁ!?

ここまで期待させておいて来年まで待てだと....!?
あなた

何言って....

一ノ瀬 咲陽
ね?もう1回リベンジ!
首をこてんと傾げて、両手を合わせて頭を下げる先輩。

....はぁ。これも惚れた弱みか。
あなた

私......

一ノ瀬 咲陽
あなた

そんなに、気、長くないですから

一ノ瀬 咲陽
....!!   大丈夫、
よそ見できないようにするから
そう言って私の頬にキスした先輩。

でも先輩の手は少し震えてて、なんだか少し可愛く思えた。