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第4話

3Q
東 太陽
ったくさー、なにあの2年生
あなた

んー....

東 太陽
聞いてねぇだろ....
あなた

んー....

東 太陽
......
隣の太陽の話を右から左に聞き流して、自分の席にかなりショックを受けていた。

何故、1番前....

風見だぞ。

あ行少なすぎじゃないか?

すると、ドアが開かれて先生が入ってきた。
大林 順一
皆さん、今日からこのクラスを
担当する大林オオバヤシ 順一ジュンイチといいます
1年間よろしくお願いします
大林先生は20代後半くらいの若い先生だ。常にニコニコしていて、全身から優しいオーラが漂っている。面倒臭そうなオジサン先生じゃなくて良かったと思いながら、その後のこれからの大まかな予定の説明を聞いていた。


東 太陽
優しそうな先生で良かったな~
帰り道、行きと同じように太陽と並んで桜並木の真ん中を歩きながら、今日の事に思いを巡らせていた。
あなた

うん、そうだね

そこでふと、ある台詞が頭をよぎった。
2年生
君さ、名前は?
あなた

───は、?

頭に浮かんだのと全く同じ言葉が聞こえ振り返ると、あの上級生が立っていた。そこで私は初めて、あの花を渡す際のおかしな光景に納得がいった。

この人、かなり整った顔をしている──....
2年生
結局聞きそびれちゃったじゃん?
だからさ、名前....
東 太陽
なんなんですか、アンタ
途端に私と2年生の間に割って入ってきた太陽。でかいヤツの背中で私の視界は完全に失われた。

ていうかでかいんだよお前ら。
2年生
俺は女のコに聞いてるんだけどな~?
東 太陽
名前を聞くならまず自分からって、
習わなかったんスか?
決して怒鳴りあっているわけではない。

なのに何故だろう。

火花がバチバチと散り、2人から険悪なムードが伝わってくる。

すると、まぁそうだね と呟いて頭の後ろをガシガシとかいたあと、口を開いた。
一ノ瀬 咲陽
俺の名前は一ノ瀬 咲陽
君に、男子バスケ部の
マネージャーをお願いしたい
あなた

───いやですけど....?

ヒュー....

春にしては冷たすぎるほどの乾いた風が私たちの間に吹いた。