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第3話

2Q
大きく貼られたクラス表にゆっくりと目を通して、自分のクラスを確認する──までもなく、すぐに見つかった自分の名前。
東 太陽
おっ。俺1組~
あなた

私も

また一緒か~ なんて呑気に喋っている太陽を無視して、私は胸につける花を貰いに列に並んだ。
2年生 男 1
じゃあ、これつけてクラス表に
書いてある自分のクラスに行ってね
男子生徒
はーい
やけに進みの遅い列に苛立ちながら、横の列にしておけば良かったと後悔していた。
背伸びをして前の様子を確認すると、女子生徒が何故か照れた様子で花を渡してくれる上級生と話をしていた。よく見れば、私の前は全員女子だった。
2年生
次のコ~
あなた

はい

やっと私の番が来て、私を待っているであろう太陽をちらりと横目で見てから花を受け取った。
2年生
じゃあ、
あなた

これつけてクラスに行くんですよね
ありがとうございます

なんだ、10秒もかかんないぞ。

何故そんなに時間がかかったのだろうと考えながら、私は太陽のもとへ歩き出した。

と、思ったら....
2年生
きみ!
あなた

....はい?

何故か目の前の列を無視して私のもとまで歩いてきた上級生。座っていたからわからなかったが、かなり身長が高い。190㎝弱といったところか。
2年生
君さ、名前は?
先輩に名前を聞かれ、咄嗟に江戸川 コ◯ンと名乗り....なんて某探偵アニメのような展開になるわけもなく、私は疑問を持ちつつ口を開いた。
あなた

かざm....

東 太陽
せーんぱいっ、ナンパですかぁ?
後ろに重みを感じ、見てみると太陽に後ろから抱きつかれていた。

その途端、ざわめきだすギャラリー。
同じ中学のコもいれば、違う中学のコも。

そんなざわめきにも動じず、太陽は私の手を引いてさっさとその場を去ってしまった。
あなた

なまえ、言ってない....

東 太陽
言わなくていい
あなた

???

珍しく怒った様子の太陽に疑問を抱きながら、心の隅であの意味のわからない質問をしてきた先輩の事を考えていた。