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第8話

7Q
あなた

私中学の頃、バスケ部で
キャプテンだったんです

私達の部は他より仲が良かった。
練習だって全部全力だったし、手なんて一切抜いてない。はずだった。
そう思っているのが私だけだったなんて、思ってもみなかった。
あなた

言われたんです、
「うざい」「暑苦しい」って
もうあんな思いしたくない

あの頃を思い出して、自分で苦笑する。
あなた

今思うと、確かに暑苦しい性格でした

話終えたところで、はっと我に返る。つい、話しすぎてしまった。
そっと先輩の様子をうかがうと、眉間に皺を寄せ、苦しみに耐えているような表情をしていた。
あなた

せんぱ....

一ノ瀬 咲陽
───ない
ポツリと呟かれた言葉。聞こえずらくて え? と聞き返すと、今度はハッキリと聞こえた。
一ノ瀬 咲陽
暑苦しくなんか、ない
座っていたマットから勢いよく立ち上がった先輩は、そのまま目の前でしゃがんで肩を掴んできた。
一ノ瀬 咲陽
暑苦しくなんかない!
あなたちゃんは、うざくなんかない!
その勢いに圧されつつ、私は、じんわりと暖かくなった胸にそっと手を当てた。
あなた

....ありがとうございます

先輩はうざいですけどね と、付け足せば、むぅ と頬を膨らまして指を突きつけてきた。
一ノ瀬 咲陽
その事なんだけど、俺がこの
ドア開けれたらマネージャーやって
あなた

は?

一ノ瀬 咲陽
無理だったらもう何も言わない!
私は、チラリとドアを見た。
錆びて赤茶色になった重そうな鉄の扉。
こんな扉、チェーンで鍵をかけられてしまえば開けられるはずもない。


秤にかけるまでもなかった。
あなた

どーぞ

ニヤリと笑った先輩は、ゆっくりとドアの前に歩いていき、腕をクロスさせ、息を吐きながら腕を戻した。


あ、あれ? この雰囲気....

幼馴染みの毛◯ 蘭ちゃんでは.....?
一ノ瀬 咲陽
やぁっっ!!
大きな掛け声と共に引かれた足は、見えないほどのスピードでドアに直撃。
そのまま ガァァンッ! と音をたてて、差し込んできた目を刺すような眩しい光。
一ノ瀬 咲陽
じゃ、これからよろしく♪
────MA  ZI  DE  ?