第33話

26話 再会1
780
2022/01/14 22:06
黒side
俺は赤からの頼みで妖怪退治屋をイルイの所まで連れて行った。

そう言えば、イルイは紫だっけか、覚えているのだろうか。

俺はそう思いつつもイルイのいる、湖に来た。
イルイ
あれ?赤?
いや、黒君、どうしたの?
ッ、姉さん(小声
黒君
ちょっと、人間界に来てくれないか?
イルイ
人間界に?
どうして?
黒君
少し用事があってな。
イルイ
う〜ん、分かったよ。
ところで、そこに居る妖怪は?
黒君
そいつらは俺の付き添いだ。
手は出すなよ?
イルイ
分かったよ、人間みたいな妖怪も赤以外にいるんだね。
黒君
それを言うなら、お前もだろうが、
イルイ
そうだね。
俺はイルイと会話を繋げた、

妖怪退治屋は怯えているかと思いきや、真剣な眼差しでイルイを見ていた。

さすが、と俺は思っていた。

そしてイルイが準備が出来たので俺たちは先に行くと言って妖界を出た。
黒君
大丈夫か?
イルイが来るのは後1時間くらいだ。
そうだ、お前達の結石に一時的な妖術を付けてやる。
治癒の結界だ。
精々、俺が壊れるまでが効力かな?
流石に切って置くがな、
俺はみんなの結石に妖術を付けて置いた。

治癒の結界、桃ちゃんより劣るがな。

これでイルイが殺す確率が低くなる。
ありがとう、それより。
姉さん、あんな化け物なの?
そう聞いてきた。
黒君
そうだ。でも、イルイは赤には勝てない、
それが強さだからな、安心しろ、
それで姉さんと会話をどうすればいいの?
黒君
そこは、彼奴に頼むから、
少し待っていろ。
俺は目を閉じて、脳内に向かった。
ここまでです。
さて、誰が出てくるでしょう?

プリ小説オーディオドラマ