隣のクラスの男子「本田さんの事が好きです。俺と付き合って下さい!」
りな「気持ちはありがたいけど、誰とも付き合おうと思ってませんのでごめんなさい。」
隣のクラスの男子「そっか。今日、告白出来て良かったよ。じゃーな!」
りな「うん。」
ガラガラー
隣のクラスでは、
友達「どうだった?」
男子「だめだった。誰とも付き合う気がないってさ。」
友達「そっか。」
男子「おう。」
一方、ももか達は
ももか「りなはまた告白されてるだろうなぁー。」
りょうま「へぇー、またか?」
ももか「多分ね。」
りょうま「りなちゃんも、ももかの次に人気があるからな!
ももか「なんか言った?」
りょうま「何も言ってないよ。」
ももか「そう、気のせいか」
りょうま「ももか、こっち向いて?」
ももか「え、何?」
りょうま「チュ」
ー誰も居ない教室でイチャつく2人ー
ももか「んー。」
りょうま「その顔は、俺にしか見せたらだめだからな!」
ももか「うん。」
ガラガラー
ももか「りな、どうだった?」
りな「うん。やっぱり、告白された。」
ももか「で、OKしたの?」
りな「してないよ。」
ももか「えー。さっき、告白してきた男子はりょうまの次に人気なんだよー!」
りな「へぇー、興味ないや。」
ももか「りなは、イケメン苦手だもんね。」
りな「うん。てか、二人は何してたの?」
ももか「別に、何もしてないよ。
りな「そう。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。