あれ..泣き疲れたのかな
起きたら朝だった
消太は先に起きてて
寝室の入り口から
顔を出した
私が起きてるのを確認すると
ベッドまで来てベッドに座る私を抱き締めた
朝から心臓に悪い
すると消太は私の頭を撫でた
私がこう言う事で悩むと
消太まで苦しめてしまうし
勝己も苦しめてしまう
前は向いていこう
私は消太が好き
そういえば、生徒が私を噛むこと
最近嫌がらないよね
拗ねてたよね?
ちょっと前までは
体育祭とか期末試験とかも
色々あったけど
消太は拗ねなかった
最近嫉妬ばかりする
消太に対して私は
信用されてないのかな
って不安になってた
だけど謝罪会見を思い出して
消太も一歩進んでる
私も前に進まなきゃ
今一緒に成長してる気がして
嬉しくなった
そうして
お互いに口付け
着替えて学校へ向かった
徒歩5分...
通勤何気好きだったのになぁ
一瞬で着いちゃう
寂しい!!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。