あの後家に帰り
テストも終わったし
ちょーーーーっと夏休み!!
林間合宿......
ある意味消太とお泊まり旅行!!
生徒達とずっと一緒だし
あんまり消太と話せないかもな....
消太は私の顔色を見て
頭を撫でてくれる
抱き着きたい時に
抱き着けないのは地獄...
そう言って私は
胡座をかいてる消太の上に
正面向いて座る
消太は私の頭を撫でる
後頭部を押されて
私は消太の胸元に顔を埋める
なんか今日
すんごい愛おしい...
消太に抱きついてる私を
ずっと頭撫でてくれる
消太は私を抱えたまま
立ち上がり寝室に連れて行った
寝れない...
寝たい...!!
ま、寝かして貰えなかったわけで
甘えるのは控えようと心に決めた
私は疲れ果てて
眠ってしまったから
消太の言葉は
聞こえてなかった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!