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消太は何も言わずに
私の後頭部を引き寄せ
啄む様に口付ける
消太は何度も何度も
口付けを繰り返す
急に我に返った様に
口付けを止める
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え?
本当に消太が話してること
全然意図が理解できない
急に顔面が暑くなり
消太を直視できなくなった
別に消太とそう言う行為をするのは
初めてじゃない。
卒業してすぐに消太に初めてを捧げた
そこからは遠距離だったから
できなかったけど
こっちに戻ってきてからは
2週間に1回ほど......
まだ慣れません無理です恥ずかしいです
恥ずかしすぎて話を逸らしてしまった
本当にこの話になると
どうしたらいいのかわかんなくなる..
ようやくご飯も食べ終わり
消太は少し拗ねる様に
ソファに寝転んだ
私はお風呂に入って
上がって洋服を着て髪乾かそうとすると
消太が入ってきた
いや...私が服着てなかったらどうするつもりだったのよ..
なんか今日優しいし可愛い
しかも私このタイミングで
雄英のジャージを着てる
部屋着として使ってたから
タイミングが...(笑)
消太は私の頭を乾かして
私を抱き上げた
いわゆるお姫様抱っこってやつ...
その後消太は私を寝室に連れていき
私達はゆっくりお互いの体温に溶け合った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!