第6話

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2020/11/19 17:17




慎太郎side







傷ついてる人を見るとほおっておけなくなる
特に知り合いだと













『ンンッ…………ごっ、ごめん……』












森「俺は大丈夫だから。」








というとあなたが話始めた








『あたし今風俗してるんだ……』









森「そうなんだ……」









『気持ち悪いって思うよね、引くよね……』









またあなたの声が震える












『ホストに通っててそれで…………』











森「うん。」










『慎太郎も!!あたしの事気持ち悪い!!って思ってるんでしょ!!』











いきなり荒ぶるあなた
ビックリしてしまう俺











森「( °_° )!!!!あなた??」













『そうなんでしょ!!あたしなんか汚くて気持ち悪い!!』












森「あなたは汚くないよ……ギュッ」














情緒不安定なあなたをまた抱きしめる事しか
出来なかった
あなたは泣き疲れて俺がトイレに行ったら
ソファで寝ていた





このまま帰せないし今日は俺のベッドに
寝てもらおうとあなたをお姫様だっこした












森「えっ…………」










思っていた以上に軽すぎて言葉を失う










あなたをベッドに連れて行って俺は
パソコンを開き調べ物をした













リストカット、急な激怒、摂食障害






とキーワードを入れて検索した













森「境界性パーソナリティ障害かぁ……」











あなたの病気はどうやら
特定の人物に依存しがちで
常に見捨てられないかと不安に追われている
感情をコントロール出来なく
急な怒りや悲しみで自傷行為をしがちか……




























森「ンッ……ウゥン……」








どうやらいつの間にかパソコンを
触りなが寝落ちしてたらしい
気づいた時にはあなたに起こされていた












『慎太郎……あたし帰るよ』









とまだまだ赤く腫れた目のあなた














森「俺昔のあなたもう一度見たいな」















『えっ!?( °_° )』









驚いたあなたの顔









森「だからさ!俺と一緒にここで住まないか??」


















『だっ、ダメだよ!!慎太郎に迷惑かけちゃうし、一緒にいたら嫌われる……』












また声が震えるあなた











森「大丈夫!俺がサポートするから!」













『でもっ……慎太郎芸能人だし!!いろいろ忙しいし』
















森「だから!大丈夫って言ってんだろあなた…………ヨシヨシ」












何度も避けようとするあなたを
必死で止める俺
あなたの頭をポンポンする
















『わっ、わかった…………』









声を震わせながらあなたは返事をした

































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