慎太郎side
お姫様抱っこしているあなたを
寝室に連れていきゆっくりベッドに下ろし
離れようとしたが
グィッ………………
バサッ……………………
俺の首に回していたあなたの腕が
俺を勢いよくベッドに倒れさせた
森「あなた/////」
あなたに馬乗りになっている俺
恥ずかしいなぁって思っていたら
あなたの手が俺の顔に伸びてきて
いつの間にかキスしていた
森「ッハ……/////ッチュ……クッ」
キスをしながら脳裏に
あなたはやっぱこういうこと慣れているんだと
下心が出てしまう
たくさんたくさん舌を絡めてくるあなたに
対して理性が飛んでしまう
『ッチュ……ッハ……』
キスしている最中なのにあなたを
押し倒していた俺
『慎太郎??/////』
びっくりしているあなた
そんなあなたの首筋を舐める
『キャッ……/////』
森「……嫌っだった?」
『うぅん/////嫌じゃないよ……』
そう言ってくるあなたの頭を撫で耳を触り
優しくキスをした
森「痛かったら言ってね……」
『コクン』
頷いたあなたにまたキスをたくさんし
優しく優しく服をぬがして行く
白くて艶やかな肌から熱が伝わってくる
ふと思ってしまった
森「あなた?」
『なっ……なに?/////』
森「今までの男なんか忘れるぐらい俺を求めて……」
今からエッチする時に言うセリフじゃないけど
あなたの病気からして
どっかで慎太郎は今までの人達とは
違うんだって思ってしまうだろうから
あえて言ってしまう
『……ッ……グスッ……ッウ』
泣いてしまうあなた
森「あっ!?ごっ、ごめん……」
やっぱり無神経だったよな
『うぅん……嬉しい/////早く一緒になりたい』
………………………………♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。