第16話

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2020/10/19 13:19




慎太郎side













気づいたら朝だった
音がして起きたらあなたが目の前にいた
まあ一緒のベッドで寝たからそうなるだろう













森「あなたおはよ」











『おはよ/////』











顔が赤くてあなたの様子がおかしくて
問い詰めたら起きたら
俺の手があなたの身体にまわっていたらしく
それで顔が赤くなっているみたいで
寝て意識がないからといって申し訳ない












起き上がるまで
あなたとベッドで話しをしていると
またあなたの顔が赤くなる
体調が悪いのかと聞くと大丈夫らしい












『朝ごはんつくるね!!』















女の人を何回か家には連れてきた事はあるけど
あなたみたいに気が効く子ではなかったな
と頭をよぎる




そう思い老けながらリビングに
足を伸ばしキッチンにいるあなたを見る













森「あなたって家庭的なんだなぁ……((ボソッ…」















料理中のあなたに聞こえるはずがない













『しんたろうー!!できたよ』













森「おぅ、なら俺も運ぶの手伝う。その前にシェリーにエサあげるから待ってて」












『大丈夫だよ!あたしやるから!!』
















やっぱり凄い気が効くなぁ……
















あなたと食卓を囲む











『いただきまーす』












森「きまーす!!モグモグ……おいしーい!!」













『ならよかったー(;´・ω・)』
















森「あなたってさー料理得意だよね??」















そう俺がゆうと赤面するあなた
















『そっそうかな??//////////』












森「俺あなたの料理すごい好き!普段仕事終わりめんどくさくて食べないけどあなたの料理なら食べちゃう!!」












『やっぱりしんたろう忙しくてちゃんとご飯食べてないんじゃん!』











森「ギクッ…………( ̄▽ ̄;)」










『慎太郎ちゃんと食べなきゃダメだよ!!』















今まで関わってきた女性に
こんなこと言われた事ない
ただただ家に招いたり招かなかったりして
することして用がすんだら解散して




女性にこんなあたたかい言葉を
かけて貰ったことがない
















『しんたろうはコーヒーのむ?』















森「ぁあ、ありがとう!」












俺が気がつく前にコーヒーを持ってきてくれる


















『おまたせー』












森「ありがとっ」
















森「あなた?無理してない?」














『﹙·࿁·﹚?!無理してないよ?』












突然の問に固まるあなた










森「ならよかった。俺もうちょいしたら出るから……洗い物しとくね」











『あっ!うん!洗い物いいよ、あたしがやるよ!』















森「大丈夫!俺がやるからあなたも準備しなっ」















『/////ありがとうっ』
















…………………………♡
















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