慎太郎side
いざあなたとそういう雰囲気になると
身構えてしまう俺
そのせいもあってあなたが落ち込んでしまう
こんなに可愛くて繊細なあなたを
大事にしたいばっかで何も出来てない俺
そりゃー俺だって男だし
好きな子とはいろんなことしたいけど
繊細なあなたを傷つけたくないばかりに
うやむやにしてきた
『あたしやっぱ慎太郎がいないとダメだ……』
抱きしめていたあなたが
俺の腕の中でそう言う
森「あなた……」
抱きしめていた腕を解きあなたの
顔を覗き込むと目から涙を流しているあなた
森「あなた……チュッ」
そんな顔しないであなた
『すっ……きっ……チュッ』
あなたをお姫様抱っこし寝室に連れていく
さっきまで理性が飛んでいた
あなたが我に返る
『えっ/////慎太郎!!』
森「なに?」
『歩いてベッドに行けるから下ろして/////』
森「ダメっ……チュッ」
そう言いキスをしあなたの口を塞ぐと
とろけそうな顔をするあなた
俺の腕の中で腰掛けているあなたが
モジモジしだし内股になる
森「あなた??どうかした?」
『……/////ダメっ我慢できない……早くベッド行きたい』
そう言って少し腰を浮かせたあなた
森「//////////わっ、わかった」
急いでベッドに向かう
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。