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第2話

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「嫌だ…置いて行かないで…下さい!」
「ここで一生反省してろ!」
「全部…全部お前が悪い!!!!!」
「ごめ゙ん゙な゙ざぃ…反省してますからぁ…!」
欟魅 ゆかり
森…?
檜原 緑
知らない?
欟魅 ゆかり
知ってますけど…。
檜原 緑
じゃあ行こ!
欟魅 ゆかり
え、ちょま…
〜森〜
檜原 緑
どう?ここ僕のお気に入りの場所!
1番のお気に入りはさっきのお花畑
だけどね。
欟魅 ゆかり
…そうですか。
檜原 緑
そういえば、いくつなの?
欟魅 ゆかり
…あなたから言ってくださいよ。
檜原 緑
言ったら欟魅さんも言ってくれる?
欟魅 ゆかり
はい。
檜原 緑
僕は15歳。絶賛受験生でーす。
欟魅 ゆかり
…同じです。
檜原 緑
同じ?なんか嬉しー
どこが嬉しいのだろうか。
檜原 緑
あのね、僕見せたいものがあるんだー。
檜原 緑
よーく見ててね?
そして彼が手を叩くと、
彼の周りに花や蔦(つた)が生え、みるみる成長していった。
欟魅 ゆかり
え…?
檜原 緑
びっくりした?
檜原 緑
これ、僕の「能力」なんだよ。
欟魅 ゆかり
のう…りょく?
檜原 緑
そ。人は誰しも「魔力」を持っている。
もちろん欟魅さんもね?
檜原 緑
でも人は人。
能力なんか信じちゃいないさ。
檜原 緑
だから魔力を自由に使えない。
檜原 緑
そして次第に人は魔力が段々無くなっていき…魔力は元から無くなっているのが当たり前になっていった。
檜原 緑
でも君は違う。
そう言った彼は、私の顔に近づき、見つめてくる。
檜原 緑
目を見りゃわかる。
欟魅さんは魔力が容量の半分残ってる。
檜原 緑
僕の能力で魔力を回復すれば、
もしかしたら使えるかもね?
檜原 緑
君が信じてくれればの話なんだけどね。
明らかに厨二病じゃん…。
と思いたいところだけど、本当に能力を見せられちゃ仕方ないだろう…。
欟魅 ゆかり
わかった。信じる。
檜原 緑
ほら…君も信じてくれな…え?
欟魅 ゆかり
信じるって言ってるでしょ。
檜原 緑
ほ…んと?
欟魅 ゆかり
私は人の嘘を見抜くことが出来る。
人が嘘をつくのは慣れたことだから。
でもあなたは嘘をついていない。
わかるよ。
檜原 緑
よかった…信じてくれて…。
欟魅 ゆかり
あんなに真剣な目で見られちゃ断るのも難しいし。
…あれ?なんだろ…この気持ち…。
私…この人に同情してる?
欟魅 ゆかり
…で、どうするの。
檜原 緑
えっとね…体中に力を込めて!
檜原 緑
そして目を瞑って…
檜原 緑
全身で何かを感じてみて!
言われるがままに体を動かす。
すると、彼が能力とやらを使い、
私に光が向かう。
その光はとても優しいような暖かいように感じる。
目を瞑っているのに…なぜか、
私の体がそう感じてるんだ。
そしてその光は私の体の中に入り、
やがて光は消えていった。
檜原 緑
どう?どんな感じ?
欟魅 ゆかり
さあ。言われただけじゃわかんない。
檜原 緑
んー…
檜原 緑
じゃあ僕が能力診断やってみる!