第7話

彼にこんな姿、恥ずかしくて見せれない
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2019/10/21 17:52
琉斗)北海道から、逃げて来たって
どういう意味σ(∵`)?

璃空)東京作家大学に入ったのだって、
勉強したいと思ったことは事実だけど、
ホントは違う。いい訳に聞こえるかも
しれないけど、「私ね、高校生の時に、
念願だった、作家としてデビューしたの
何作か出したんだけど、ほとんど売れず
じまいで。なんとか契約して貰ってたん
だけど、平成最後の3月に契約解除にな
って、私はそんなに"才能がないんだって
思ったら、涙止まらなくなって。
東京に戻って来たの⤵︎⤵︎⤵︎

瑠梨愛)そうだった(*´ω`*)ンダ

拓海)だから、アイツに逢いたくない。
って言ったのか。分からなくはな
いけど。アイツ、璃空が北海道に
行ってから、寂さを埋めるように、
ジャニーズに入って、忙しくなって
璃空のこと。話すらしなくなってた。

裕翔)ホントは、璃空のこと"ずっと逢いた
いって、アイツも思ってたはずだよ"
アイツ俺に言ったんだ。「次に逢うと
きは、自分が成長して、カッコイイ姿
で逢いたいんだ」って。それまでは、
逢わないって。


璃空)そんな ‪( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀  )‬ずっと、彼のこと
嘘ついてるって。彼に裏切られたって
思ってた自分が、恥ずかしい。
。゜(´∩ω∩`)゜。
私、ホント嫌な女だね。
私みたいなのが、側にいたら
邪魔だよね。

裕翔)そんなこと、思ってないよ、絶対。
そんなに自分を責めないで。


瑠梨愛)そんな事ないょ 泣かないで
。(゚うェ´。)゚

璃空)ホントに、このまま逢わない方が
"彼には、今も、これからも、その方がい
いと思うし、彼との「こころ」の距離は、
もう、埋めれない気がするから。
もう、今日で終わりにするね。
皆、話、き、きいてくれて、あるがとうぅぅぅ

私は、"人生の中で、一番泣いた"
友達の前で、泣きじゃくった。
涙が枯れるまで、私は瑠梨愛の胸の中で
泣いた。瑠梨愛は、一緒に泣いてくれた。

ー明日からは、前を向いていかないと………。

ちゃんと"彼を忘れられる"だろうか?!

彼を忘れるのに。
どれだけ時間が必要なのだろうか。
いっそのこと。どこかに消えたくなりたい
そう。思う。

このまま、"東京"にいていいのだろうか

そんなことも思ってしまう。



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