私は同じ部活の先輩、當間琉巧とみんなには内緒で付き合っている。


今日は放課後部活終わりにデートに行く予定だ。






『あ！るーく先輩！着替え終わりましたか！？』


琉巧「うん！終わった終わった！よし行こか！てか、デート中は先輩呼びも敬語もやめてな」


『もちろん！るーく～♡』


琉巧「今日もいつものファミレスでいい？」


『るーくと一緒ならどこでも！』


琉巧「まじか、、んじゃファミレスでいっか笑」


『だねだね笑あそこなら同じクラスの人とかもおらんしね笑』










という訳でうちらはファミレスへ向かった。











『るーく何食べる？』


琉巧「今日は奮発してステーキ食べようかな」


『お～！えまじどうしよ、』


琉巧「何と何で迷ってんの？」


『ハンバーグと和風スパゲティ！』


琉巧「なら俺がハンバーグ頼もうか？それで訳合いっ子しようよ！」


『ええの？！？ステーキは、、』


琉巧「ちょっとお財布に痛いからやっぱやめとくわ笑」


『えええありがとう、』













超優しいるーくの一面見れて最高やったなぁ、、





楽しかったご飯の時間も終わり、そろそろ帰りになったとき、











琉巧「こんなに暗い中ほんまに一人で帰れるん？大丈夫？」


『大丈夫！うちは一人でも全然帰れるで！』


琉巧「ほんまな、、、？」













そう！明日はるーくの誕生日！


だからサプライズでプレゼントを渡したくて先に一人で帰ることにした。











『今日はありがとう！ばいば～い！』


琉巧「気を付けてな～」
















琉巧と分かれてしばらく経った時、










男「おいお姉さん今夜一緒に遊ばない？」


『えっ、？私？』


男「そうだよ、姉ちゃんだよ、良い体してんじゃん」


『いやですっ、、』


男「そんなに抵抗すんなって」


？「おい！」


『え、、、るーく、』  













そこには息を切らしているるーくの姿が








『来てくれたの、？』


琉巧「いやあ、分かれた後気が気じゃなくてさ」


男「おいお前なんなんだよ」


琉巧「この子の彼氏なんだけど、文句ある？」


男「ちっくそ、男持ちだったのかよ」












とるーくはカッコよくゴツい男の人(言い方)を追い払ってくれた。











琉巧「俺の言った通りやっぱ一緒に帰っときゃよかったごめんな怖い思いさせて」


『全然大丈夫やから、うちが悪い、、』








と優しく抱き締めてくれるるーくの胸の中はとっても居心地がよくて温かかった。

るーくの心臓の鼓動が早いことも伝わり、







『なあ、正直るーくも怖かったやろ、笑』


琉巧「そりゃあな笑チビりそうやったわ笑」


『やっぱなー！笑』


『んでな渡したいものあんねん、明日誕生日やろ？はい、プレゼント！』











私はるーくに新しいリップクリームをあげた。









琉巧「ありがとう！めっちゃええにおい、、」


『やろやろ！うちとおそろいやねんで！』


琉巧「まじ？超嬉しいありがとう！」

















るーくが喜んでくれてよかった！

お誕生日おめでとう！！！