Lil かんさい 大西風雅
『せんせー、なんか熱っぽい』
保健の先生「とりあえずちょっと寝てな」
『はーい』
保健の先生「あなたが熱出すなんて珍しいね笑
アホは風邪引かないって言うのに」
『だって私アホじゃないもん』
保健の先生「はいはい笑今から私会議行かないといけないから早く寝なさい」
『おやすみー』
ガラッ
(あれ、先生会議って言ってたのに誰だろう、、)
ドンドンドンドン
(え?不審者?こんな時は寝たふりしか勝たんよな、、)
ジャッ(※カーテン開ける音のつもりです)
風雅「あ、おった」
風雅「こいつ、無駄に頑張り屋さんやからなあ、困ったわ」
(え、風雅じゃん、何しに来たん、、)
風雅「寝とるんかな、可愛い、笑」
(ちょっと待ってちょっと待って今可愛いって言った?)
風雅「ちょっとくらいええよな、」
チュッ
『わああああああああ!!!!な、な、何してるの!?!?』
風雅「え、起きてたん!?!?」
『足音聞こえたから誰やろ思って寝たふりしてたら風雅やって、んで、これ、?』
風雅「マジで、、、、」
『私のファーストキス奪ってどうしてくれんのよ!』
風雅「俺が喜ぶ」
『は、は、?意味分かんないこと言ってないで........』
そしたら風雅は私の肩を掴み、
風雅「あなたのファーストキス、俺が貰ったる」
チュッ
私と風雅の甘い甘い青春のお話はこれから先も続くみたい
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。