西島side
今日は、ほんとはあなたと、
ピクニックをするつもりだった…
なのに、どうして?
さやかが死んだと聞かされて、
頭が追いつかなかった
それにピクニックなんて
浮かれてる暇がなかった
あなたには申し訳ないけど、
俺は、1人残して
急いで病院に向かった
病院に着いたら、
【👨🏻⚕️)西島さん、ですよね?】
と、医者から聞かれ、
と答えると、
【👨🏻⚕️)こちらへ、】
と、顔に布が被せている
さやかの元に連れていかれた
俺が答えるはずのない
さやかに聞くと、
【👨🏻⚕️)自殺…です、】
と、答える医者
そしたら、
俺にある一通の手紙を渡された
内容は、
信じられないものだった
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西くんへ
これを読んでるってことは
私は、もうその世界には
いないのかなww
ほんとにごめんなさい。
でも自分を追い込まないで、
自分で決めたことなの…
ただ、あなたさんと西くんが
羨ましくて、
もっと早く、
西くんと、あなたさんが出会う前に
私が告白してたら、
私の人生は変わってたのかなって
それくらい
西くんのこと好きだったよ、
ってこんなふうに思い伝えられても
苦しいだけだろうけど、、、
私が死んだ理由、
それはね、
私が辛い時に
西くん彼女作ってるし、
一向に別れようとしないし、
でもそしたら、
あなたさんと別れたなんて言うから、
期待してたのに、
私の事裏切るから…www
でも、それくらい
あなたさんのこと好きなんだね、
幸せになってね、
さやかより
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と、俺を追い込んでるような、
守ってくれてるような、
なんとも言えない手紙だった
でも、衝撃が走ったのは、
手紙を2つ折りにしてる時、
小さな文字でこう書いてあった
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天国から必ず2人を呪ってやる…
呪う…
呪う…
呪う…
何が幸せだ、
こんなにも私は努力したのに、
絶対不幸にしてやる…
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俺は、この時気がついた
そして、
【👨🏻⚕️)はい、わかりました、
葬式の準備などはどうされますか?】
【👨🏻⚕️)では、こちらで勝手に進めさせてもらっても…?】
と、誤魔化して、
タクシーを捕まえ、
急いであなたのいる家へと向かった
この先どうなるのかも知らず…
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短くてすみません!
少し手紙の内容も怖かったですよね?www
呪いませんので、ご安心を!!!!
♡と☆おねがいします!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!