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2021/06/11

第24話

ー 23話 ー
物間「ここだよA組の教室は」


『ここだったんだ…』


B組とは違う階にあったA組。

普通だと同じ学科は隣の教室にあるはずなのに


物間「昇降口に学校内の地図が書いてあったはずだろ?これで確定した!!僕は君より優秀だと言うことが!!」


『うん、本当に助かった!ありがとう物間君』
















物間side


『ねぇねぇ』


授業の準備をしていると隣から声を掛けられた。

声のする方を向くと、かなり……いやまぁまぁ顔が整っている女子だった←(物間君はツンデレなだけです。本当は凄く顔整ってると思ってます)


というか 隣、女子だったか?

昨日は男子だったはず……


まぁ僕の記憶が曖昧なだけだろう。


そう思い彼女の話を聞くと、どうやら数学のプリントを見せて欲しいということだった。


数学だって……?教室の1限目は現代文だろ?


不思議に思い時間割を見ると現代文だった。


隣の子の時間割表には数学と書かれていて


『あれ……?印刷ミスかな?あ、そういえば名前は?』


物間「物間寧人だよ。君は?」


そして彼女は口にした。


『天色あなた。よろしくね』































入試がぶっちぎりだった1位の名前を


































思わず椅子から立ち上がった






物間「天色あなただって?!A組の首席合格者じゃないか!!」


そう叫ぶとクラスのみんなが注目することが分かる。


『私の事知ってるの?』


と、能天気なことを言い出す。


物間「知ってるもなにも嫌なくらい耳にするよ!なんでA組がここに……!まさか俺たちB組を探りに来たのかい?」


そうに違いない!!

スパイみたいな真似を……!


…ここは1つ挑発をしておくか


僕はA組の天色に数学のプリントをやってないことを煽った。






だが







彼女はポカンとした顔で『ここどこ……?』と言った。


効き目がない、だって!?


そう思っているとB組の女子が天色に話しかけた。

あの女子は……確か拳藤だったかな


拳藤「天色、さんだっけ?どうした?」


『A組ってどこか分かる……?』


よし、今度こそ……


物間「まさか迷子かい?!あのA組がぁ??!」


そう言うが 「その通りだよ」という顔で頷くだけだった。


なんなんだコイツは……!!


拳藤「A組は確か──────」


拳藤が説明しようとすると先生から呼び出しされた。


天色は急に思い出したと言い拳藤を先生のところへ行かせる。


ふん 思い出したのか。面白くない


そして拳藤が先生のところへ行くと
















『物間君!A組まで連れてって!!』


B組全員「「「いや分かんないのかよ!!」」」


なにを言ってるんだ彼女は……?


物間「分かるって言ってたじゃないか!」


『それは一佳ちゃんに迷惑かけないためだってば!』


……そういうことだったのか

だがA組のお願いを聞くのはなんのなく気が引ける


物間「嫌だね!なんで僕がA組なんかn」


『お願い!物間君!』


手をパンッと合わせて申し訳なさそうに言う。


…ぐっ…!

耐えろ僕!相手は あのA組だぞ!

B組より少し優秀だからって調子を乗ってるA組だ!!


物間「い、嫌に決まってるじゃないか!しつこい人は嫌われるよ??!」


そう言うと先程の活気のある顔が一気に沈んだ表情に染まる。


『……そっか。』


『ごめんね、じゃあいいや。』


B組全員「「「(ジー…)」」」


おい君たち(B組全員)……!そんな目で僕を見るな!


とぼとぼ と歩きドアを開け


『あ、B組の皆さん 騒がしくしてしまってすいませんでした。一佳ちゃんにもよろしくね。…失礼します。』


そう言い会釈をしてドアを閉めようとする








なんだよ その顔












そんな表情されたらさぁ……

















「…仕方ないから一緒に行ってあげる」























こう言うしかないだろ















僕が声をかけるとパァッと顔が明るくなり

目を輝かせて


『ほんと?!ありがとう!』


と、言った。


物間「は、早く行くよ」


『うん!』



僕がドアを開けて廊下に出ると嬉しそうに着いてくる。





























あー、ずるい





































『どっち?右?』


物間「いや、左」


『階段は?降りる?』


物間「違う、登るよ」


「4階かー。」と呟く彼女。

ほんとに場所知らないんだな


『あ、そういえばさ物間君 個性なにー?』


物間「コピーだよ」


『コピー?!なにそれ!』


と興味津々に聞いてくる。

そんなに珍しいことか?


物間「体に触れた個性を五分間使える」


『え、チートじゃん』


物間「そうでもないよ。2つ以上の個性は使えないし、1人の環境では無個性扱いだ。」


" 一人では何もできない "個性はヒーローとは対極にあるもの。


この個性ではヒーローにはなれないと子供の頃から周囲に言われ続けてきたことを思い出す。


『……それはかっこいいね』


お世辞のつもりか?僕にしたら煽りにしか聞こえないんだけど。


物間「…かっこ悪いならかっこ悪いって言いなよ 」



『え?』


ピタリと歩いていた足を止め、僕と向き合った。


『かっこ悪い?どこが??』


物間「どこが、って…」


『入試の時とかさ、個性の性質とか強さとか関係なく自分の持ってるもので戦い抜いてきたんでしょ?』


「めちゃかっこいいじゃん」と眩しいほどの笑顔で僕に言った。













物間「……君さ、よく変わってるって言われない?」


『なんでバレたの!?』


物間君にまで言われるなんて心外だー と言い階段を上っていく














やっぱり変わってる

















けど まぁ




















嫌いじゃないかな






















あなたside



『じゃあ、ありがと物間君』


物間「もう覚えた?A組までの行き方」


『いや、まったく』


物間「はぁ……なんでこんな奴がA組なんだよ。」


『また迷ったらB組行くから その時はよろしくね!』


物間「なんでB組は覚えてるんだよっ!」


物間君は再び深いため息をつき


物間「じゃあ僕は戻るよ、またね天色さん」


『あ、あなたでいいよ』


物間「…は?」


『なんか苗字呼びだと堅苦しいじゃん』


物間「わかった…あなただね」


『うん!またね寧人!』


私は寧人に手を振って教室へ入った



















物間「…あーー、ほんっとずるい」


























私がガラガラッとドアを開くと


芦戸「おはよー!天色…さんだっけ?私は芦戸三奈!よろしくねぇ〜」


全身ピンクの子が声をかけてくれた

フレンドリーで可愛い…


『おはよう!私は天色あなた、あなたでいいよ!こちらこそよろしくね三奈ちゃん』


芦戸「ほんと?!じゃああなたって呼ばせてもらうー!」


葉隠「あ、私は葉隠透だよ!あなたちゃんって呼んでもいい??」


『もちろん!透ちゃん よろしくね』


入学して2日で友達できた。

流石だなぁ 友好的な子が多い…!


芦戸「てかさっきの彼氏?!」


『へ?』


葉隠「廊下で喋ってた金髪のイケメン君の事だよー!」


『あぁ、寧人のこと?』


芦戸「呼び捨て!!」


葉隠「これは確信だぁ!」


何故お二人さんは興奮しているのだろう


なにがなんだかよくわかんないけど











とりあえず可愛い。
ドカッッ


『(ビクッ)』


急に机を蹴る音が聞こえてビックリしていると


爆豪「彼氏だァ?…入学早々 自惚れてんじゃねぇ!!」


鬼の形相をした爆豪君が近づいてくる


後ろでメガネの男の子が「だから君は…!昨日も言ったことだぞ?!」と注意しているが聞く耳を持たない爆豪君。


『あ、爆豪君おはよー』


爆豪「ンなことより彼氏がいんだってなァ…」


誰の許可得て作ってんだクソがぁ!!と言って睨みつけてくる。



え、許可いるの?


『てかまず彼氏じゃないよ』


爆豪「呼び捨てだっただろうが……!」


『それは仲良くなろうと思ってただけで…』


爆豪「なら俺のことも名前で呼べや!」


『えー、でも爆豪君は爆豪君じゃん?』


爆豪「あぁ?!!」


なんか呼び慣れしすぎて変えるのちょっと照れくさい。



えーーーーっと私の席は…あぁ、爆豪君の前だったっけ


私は席に座り数学のプリントをし始める。












ガッ





















急に後ろからイスを蹴られる振動が伝わってきた








やれやれ、爆豪君だな…







そう思い後ろを向くと



















爆豪「……入学したら名前で呼ぶって約束したじゃねぇか」




爆豪君は 机の上で顔を伏せてそう呟いた。



どんな顔をしているか分からないけど声色は悲しそうだった





『あー…ごめん。そうだったね』


爆豪「……」


『これからは名前で呼ばせてもらう!高校でもよろしくね、勝己』


爆豪「……ん、」




私が名前で呼ぶと伏せていた身体が起き上がった



『ていうかさ』


爆豪「あ?」


『勝己って漢字でどう書くの?』


爆豪「なんか紙貸せや」


『はい』


私はやっていた数学のプリントの裏を勝己に渡す








爆豪「おらよ」


見せられたのは『爆豪勝己』と書かれた字



勝、己?















『己に勝つで勝己?!めっちゃカッコイイね!!!』












爆豪「……ッ、っせ黙れ!!」


『え、なんで?!どうしたの勝己?なんか顔赤くない?』


爆豪「黙れつってんだろ!!」


『りょ、了解です』




?「あなた」



『?』


































『あ、轟君!』


轟「久しぶりだな」


『そうだね、久しぶり!』


爆豪「あ?誰だテメェ」


轟「あなたなにやってんだ?……数学のプリントか」


爆豪「無視してんじゃねぇ!!」


轟「やってなかったのか。珍しいな」
爆豪「なめとんのかテメェ…!!」


『勝己、どうどう……』


爆豪「俺は馬じゃねえ!!」


『わかったわかった…ごめんね轟君』


轟「…焦凍」


『ん?』


轟「俺の名前は焦凍だ。……轟じゃねぇ」













































え?