あなたside
え、ちょ、教室に誰もいない……。
あぁ。私が思い出してた間に帰ったのか。
にしても………
まさか…寝てた…………とかないよね…?
さっきのって…夢だったり……………
いや、待って………。
ありえる……!!!
これ夜に寝れなくなるやつじゃん…。
まじかぁ。
ひどいなぁ…(`・д・´)💨
ん………………………………??????
今の声は…………まさか…まさか………………………
なんだ。センラか…( ˙-˙ )
ヘヘッ…
私って煽りスキル高いんじゃね?←あほ。
いや、センラが単純すぎるだけか?
うん。絶対そうだな。
は、コイツめ。ふっ飛ばすよ?
またか……
考え事多くないか?センラ……
ん?ん?聞き間違いかなぁ?
まじで蹴るぞコラ。
お。しょげてやんの←
ふっふっふっ……………。今がチャンス…( • ̀ω•́ )✧
ダダダダダダッ!!!!ε”ε”ε”(ノ* •ω• )ノ
ダダダダダダダッ!!!三⊂( ⊂ ゚ω゚)⊃
えええええええ!!
警察かよ!!!
は!?アイツ息切れ全然してないんじゃ…?
最終下校時刻まであと1分のところで学校の校門を出ることに成功した。
しかし…………。その代償は大きいようだ…
え、何でセンラ……
そんなに息切れしないの!?
もっと脅してやろうか…?
雑談しながら帰りました〜。
─────────
はい。やっと過去編が終わり、小説の中の『今』に戻ってきましたね。
長くてすみません。読んでいただきありがとうございます。お疲れ様でした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!