あなたside
あー。なんでだろう…。
まぁ…………なんとなく…センラといると…
『安心する───』
そう言ってまた頬をぷくっと膨らませている。
すみません。イケメンがやると破壊力がとんでもないんですよ。
知っててやってるのか?ん?ん??
なんて死んでも言わない。
すぐ調子にのるんだから。
めっちゃ棒読みするなコイツ。
わざとにも程があるだろww
……………。
気づきたいけど…気づきたくない。
いや、気づいてはいけない……………。
ゴツンッ!!!
鈍い音とともに、頭にかなりの衝撃が………。
目の前がフラッシュしたように真っ白になった。
それも一瞬。
すぐに歩いていた道が見えた。
が………。
体が言うことを聞かず、地面に座り込んだ。
正直言って、大丈夫ではないが。
私に何かが起きたのに焦ってパニくってるのはまさかのセンラ。
お前がパニくってどうすんだよ。←
人の家にお邪魔するなんて気が引けるが、今はとにかく休みたい……。
結構頭がズキズキする………。
少しふらつくがなんとか立ち上がれることができた。
ほんとに何かが起きたんだ…………。
─────────
あああ…ごめんない…。また更新……。ほんとにごめんなさい!!
もし待っていた方がいたらほんとに申しわけございません!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。