プリ小説

第31話

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これは私が中学生の時の話
私は中学の時、心の底から友達と言える親友がいた
その子の名前は葵
葵は私の親が有名人だからって特別扱いせずに普通に接してくれたんだ
私が親から虐待されてたのは小学校の時くらいからだった
ねぇ、あなた
あなた

なーに?

今日、部活帰りにクレープ食べない?
あなた

いいよ!

こんな日常的な会話がすごく楽しかったんだ
ある日
あなた、何か私に隠してることない?
あなた

な、ないよ

うそ
最近のあなた、なんかすごく辛そうな顔してるもん
私に打ち明けなよ
全部受け止めるから
あなた

ほんとに?

うん
葵には話してもいいかなと思った
だから
あなた

実は、ずっと前から親に虐待されてて・・・

葵は真剣に私の話を聞いてくれたんだ
葵は泣きながら
辛かったねあなたっ
よく頑張った
私があなたを助けるから
私にとってその言葉がどんなに嬉しかったか
けど、相談したのが間違いだった
それから2週間後
葵が急に学校に来なくなった
あなた

風邪でも引いたのかな
お見舞いに行こう

そして放課後、葵の家のインターホンを押した
ピンポーン
ガチャ
葵の顔を見ると
げっそりと痩せていて顔色も良くない
あなた

葵?
大丈夫?

な・・・じょ・・・よ
あなた

え?

何が大丈夫よ?
あんたのせいでお父さんの会社は倒産するわ
お母さんは会社クビにされるわ
もうめちゃくちゃよ!
あんたなんて・・・あなたなんて大っ嫌い!!
もう二度と関わらないで!!
あなた

っっ・・・

私は走って家に帰った
そしてベットの上で思いっきり泣いた
あなた

私が守るからって言ってくれたのに・・・
大っ嫌いって言われちゃった
1番の親友だったのにっ・・・

しばらくしてから親に聞かされた一言
それは
お母さん
そーえば葵ちゃんだっけ?
あの子のお父さんの会社倒産したんだってね?
お母さんもクビになったらしいじゃない
かわいそうにね笑
私はびっくりした
お母さんに葵の話なんてしたことなかったのに・・・
私はわかってしまったんだ
葵のお父さんの会社を倒産させたのも
お母さんをクビにしたのも全部私のお母さんとお父さんがしたっていうこと
あなた

ほんと馬鹿だな私・・・
葵に相談なんてしなければ良かった
そしたらずっと親友のままいられたのに・・・

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mo
mo
嵐、BTSすきです!関西弁たまに入っちゃうかもしれないです! よろしくお願いします
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