第77話

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2019/02/02 11:51
ユンギside
もう1時過ぎてるし寝ようと思ってたら俺のベットの上に見覚えのないストラップが落ちてた
昨日、俺の部屋来てたのはあなただけだから
きっとあなたのだろう
届けてから寝ようと思った

コンコン
ユンギ
ユンギ
入るぞ
きっと寝てるだろうと思ってたのに
部屋にすらいない
まさか、まだリビングにいるのか?
俺はリビングに向かった

ユンギ
ユンギ
あなたーもう寝ろy・・・
最後まで言う前に
俺は衝撃的な光景を目の当たりにした

あなたが床に座っていて立とうとしては倒れ、その繰り返し
何度も何度も・・・

俺はただ見てることしかできなかった


あなた

何で・・・どーして動かないのっ

俺はいてもたってもいられなくなってあなたのそばへ行った
ユンギ
ユンギ
あなた!
あなた

ユン・・ギ・・オッパ・・

もうそろそろ寝るから先に行ってて

ユンギ
ユンギ
お前、その足・・・
あなた

まさか見てたの?さっき

ユンギ
ユンギ
・・・おう
あなた

誰にも言わないって約束する?

ユンギ
ユンギ
するよ
あなた

実は私、・・・病気なの・・・
もうすぐで私死んじゃうんだって笑
ほんと笑えるよ

俺は床に座っているあなたを抱きしめた
あなたは泣きながら言うんだ
ユンギ
ユンギ
全然笑えねぇよっ
あなた

足に力が突然入らなくなって、それが悪化してきたら、手にも力が入らなくなって最終的には心臓を動かす力も無くなるらしいっっグズっグズっ

あなた

みんなには言っちゃダメ
グクには絶対に言っちゃダメだよっ

ユンギ
ユンギ
何で?
あなた

心配かけたくないからっ
それに病気の彼女って嫌でしょ?
別れるならあれなんだろうけど、私って卑怯だからそんなこと言えないもんっっ
せっかく掴んだ幸せをもう、自分の手で離したくないっっグズっグズっ

ユンギ
ユンギ
あなたがそうしたいなら協力するよ
けど、このこと知ってるの俺だけだから何かあったらすぐに俺を頼れ
隣の部屋だしな^_^
変な気遣いとかいらねぇからな
それをあなたが守ってくれるならいわねぇーよ誰にも
あなた

分かった

ユンギ
ユンギ
よし、じゃあ寝るか
あなた

けど、私立てないっ

ユンギ
ユンギ
俺が連れてくにきまってるだろ

よっと
あなたをお姫様抱っこする
あなた

ちょっとオッパっ

あなたをベットに寝かせる
あなた

ねぇ、ユンギオッパ

ユンギ
ユンギ
ん?
あなた

明日、私立てると思う?

ユンギ
ユンギ
立てるさ
怖いか?
あなた

うん

ユンギ
ユンギ
明日から朝あなたの部屋に行くから
あなた

ありがとう😊

ユンギ
ユンギ
おやすみ
あなた

おやすみなさい

ガチャ
俺は自分部屋に戻った瞬間、ずっと我慢してた涙が溢れてきた
ユンギ
ユンギ
あなたがあと少ししか生きられないなんてっ

何でいつもあいつばかりなんだよっ

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