ユンギside
もう1時過ぎてるし寝ようと思ってたら俺のベットの上に見覚えのないストラップが落ちてた
昨日、俺の部屋来てたのはあなただけだから
きっとあなたのだろう
届けてから寝ようと思った
コンコン
きっと寝てるだろうと思ってたのに
部屋にすらいない
まさか、まだリビングにいるのか?
俺はリビングに向かった
最後まで言う前に
俺は衝撃的な光景を目の当たりにした
あなたが床に座っていて立とうとしては倒れ、その繰り返し
何度も何度も・・・
俺はただ見てることしかできなかった
俺はいてもたってもいられなくなってあなたのそばへ行った
俺は床に座っているあなたを抱きしめた
あなたは泣きながら言うんだ
あなたをお姫様抱っこする
あなたをベットに寝かせる
ガチャ
俺は自分部屋に戻った瞬間、ずっと我慢してた涙が溢れてきた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!