第23話

22.
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2026/08/14 11:19 更新







2人が恋人だと俺らにカミングアウトしてくれた日、その日はYouTube撮影の日だった。あの日に聞かれていたのだとしたら、可能性があるのはYouTubeスタッフだ。そう考えた俺らは、しらみ潰しに確認していったが、もちろん自白する人なんていなくて…。



影山「あー、もう!!まじで誰なんだよ…」

横原「まぁ、分かりきってた結果ではある」

佐藤「ねぇねぇ」

基「どした?」

佐藤「そのバラした人って、なんで話したんだと思う?」

椿「うーん、検討もつかないけど、良い理由ではないことは分かるかな」

新「やっぱり、歓迎されないものなのかな、」

奏「…LGBTQって、昔は病気扱いだったんだよ」

佐藤「そうなの?」

奏「うん。1つの精神病として治療してたって。その名残が、今も残ってるんだと思う。」

影山「そう、なのか」

奏「今のこの時代でも、俺らみたいな人を嫌う人は嫌う。そういうものなんだよ」

椿「そんな悲観的になるなよ」

奏「悲観的にもなるよ。俺たちは一生、理解されない存在だもん」

大河「…少なからず、俺らから距離を取ったPINKY.もいるでしょ?それが答えだよ」

影山「…あーなんかムカついてきた」

基「タク?」

影山「なんにも悪いことしてないのに、なんで肩身狭い思いしなきゃいけないんだよ」

奏「ありがと、リーダー。でももう慣れたから気にしなくていいよ」

大河「俺も。一生付き合わなきゃって覚悟は、とっくの前からしてるから」

横原「…俺らの前くらい、強がんなくてもいいん…だぞ」

奏「えっ」(同時)

大河「えっ」(同時)

基「えっ」(同時)

新「よこが珍しいこと言ってる」

横原「うるせぇ」



そんな話をしていると、マネージャーとBOSSが同時に部屋に入ってきた。



IMP.「おはようございます」

滝沢「おはよう。大河と奏。あの記事は本当?」



そう聞かれた2人は恐る恐る首を縦に振る。それと同時に、大河と奏以外の俺たちは顔を見合わせる。BOSSが聞きに来ることは想定内だった。その時は、何がなんでも俺たちが2人を守ろうと、そう話していたのだ。



滝沢「そうか。そうだったか」

大河「報告が遅くなってしまって、すみませんでした」

奏「すみませんでした」

滝沢「みんなは知ってたの?」

横原「知ってました。」

基「2人が秘密にしたいってことだったので、俺たちも誰にも言わないようにしてました」

滝沢「うん、そんなことだろうなと思っていたよ。…2人は、本気なんだね?」

奏「本気です。本気で大河くんのこと愛してます」

大河「俺もです。」

滝沢「分かった。じゃあ…あとは任せてよ」

基「任せてって、」

滝沢「あの記事にいた関係者、探してるんでしょ?それ、俺に任せてよってこと。」



それだけを言い残して、BOSSは部屋を出ていってしまった。






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