第18話

17.
308
2026/05/11 14:02 更新







奏「俺ね、メンバーにはこの関係のこと言ってもいいのかなって思うんだ」



夜ご飯を食べている時に突然言われた言葉に、思わず手が止まる。



大河「恋人だってこと?」

奏「うん。」

大河「…大丈夫なのかな」

奏「怖いけどさ、何だかんだ優しいじゃん、あの5人」

大河「それはそうだけど」

奏「あと、バレるのは時間の問題じゃない?その時に、せめてメンバーは味方でいて欲しいじゃん」

大河「それは確かに…」

奏「もしメンバーが嫌がるならこの関係を終わらせるしかないし、理解してくれるなら今のままでいいわけじゃん?」

大河「うん」

奏「それに、今のこの時期だからこそ隠し事は無しにしておきたくない?」

大河「奏のおっしゃる通りです」

奏「じゃあ…」

大河「明日、メンバーに言ってみようか」



ということでメンバーにカミングアウトすることを決めた俺たち。
俺らが恋人だと聞いた瞬間のメンバーの表情に不安を抱いたのか、奏が俺の手を握ってきた。5人はそれぞれ何かを考え込んでいる様子だ。
最初に口火を切ってくれたのはリーダーの影だった。



影山「まずは話してくれてありがとう。まさか2人がそんな関係だったなんてびっくりしちゃったな…」

奏「今までずっと隠しててごめんなさい」

大河「俺も。ごめんなさい」

影山「なんで隠してたの?」

奏「それは…」

大河「否定されるんじゃないかって、今まで積み上げてきた関係値が崩れるんじゃないかって…」

影山「そんなの話してみないと分かんねぇじゃん」

奏「怖かったんだよ。これは普通のことじゃないからさ、受け入れてもらえるわけないって。」

椿「普通じゃないって…普通って何?」

奏「え?」

椿「俺は素敵だと思うよ、2人が恋人なの。」

新「俺もさんせーい!」

横原「お前らはそれで幸せなんだろ?ならそれでいいじゃん」

基「横、良いこと言った!」

奏「みんな…」

影山「2人はさ…いつから付き合ってんの?」

大河「え、いきなり?」

椿「話の流れガン無視だったよね?笑」

影山「だって気になるじゃん笑」

椿「それはそうなんだけど笑」

新「俺も聞きたい、いつからなの〜?」

基「待った。その話、今日の夜にしない?」

大河「え?」

基「今日の夜、7人で焼肉行ってそこで聞こうよ」

影山「行こう!」

横原「え、俺帰りたいんだけど」

新「出た笑」

椿「じゃあ6人で行く?」

横原「待て。行かないとは言ってない」

基「何、来んの?笑」

影山「大河と奏のこと気になってんでしょ笑」

横原「まぁ、ちょっと」

全員「アハハ!」

影山「じゃあ今日は7人で飯な!」



もってぃーの提案で、久しぶりの7人ご飯が実現することになった。






プリ小説オーディオドラマ