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第1話

十八度目の春
22
2020/04/06 12:39 更新
眩しっ。
目を開けると、見慣れた天井。
いつも通りトーストを食べ、いつも通り学校へ行く。
いってきまーす。
返事はない。これもいつも通りだ。
なぜなら、8年前俺の両親は事故に合い、一緒に乗っていた俺だけが助かったからだ。
それから、俺は一人だ。
電車の窓から見える水平線をただボーッと眺めながら学校へ行った。
校門をくぐり、今年で3年目の履き慣れた上履きを手に取る。
すると1通の手紙が入っていた。
手紙
放課後、屋上に来い。

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