アザミ、ルフェ、かなとの3人は、冥界の管理者であるライアについていっている
まなって人は最近来たからなぁ
奥の方にいるかもな
奥の方にいるの?
亡霊が冥界に来たとき、まずこの冥界でどのようなことをして過ごすかを決める
だから奥の方にいるのは確定なのだが、
なにせ亡霊が多いからな
ややこしくて
ふーん
…会えますかね?
今さら弱きになんなって
会うために来てんだから
…そうですね
「…ぅ…うぁ…」
…?どうしたんだろう…?
「にん…げん……」
…?
「にんげん…かわれ…!」
ガシッ
なっ!
な!まじか!
「にんげん…」「いきたひとだ…」「にんげん…」
おわ!どんどんわいてくるぞ!
くっそ!こいつら!
かなとに乗り移る気だ!
ルフェ!
わかってる!
おらっ!
ドゴッ!
「ぅ…ぅ…」
ドゴッ!ドゴッ!
「ぅ…」「ぐ…ふぅ…」
くっそ…倒しても倒しても湧いてくる…
ライア、なんとかしろよー!
俺だって釜、振り回すの辛いんだけど
アザミヘルプ!
でも、ここで力使うと…
そんなことどうでもいいから力使って!
…はぁ、しかたないわね
どうなっても知らないんだからっ!
ーー…っ!
はぁっ!
ドカドカドカドカ…!
アザミが魔力を使って攻撃すると、今まで敵対していた亡霊たちが一気に倒れた
ふ〜!さっすが!アザミだね!
す…すごい…
でも…
これはやりすぎじゃね?
今の攻撃によって、襲ってきた亡霊だけでなく、周りの地形まで破壊されていた
…だから使いたくなかったのよ
いや、力抑えろよ
抑えたわよ…これでも1割…
いっ!?1割!?
範囲攻撃だからこうなってしまったわ…
一点だけを狙うときはこんなにはならないと思うけど…
俺は好きだよ〜ん
はぁ…ここらへんは立入禁止区域にしておくから
ごめんなさいね
いや逆に助かったわ
生きた人間がここで死んじまうと、うまく成仏できないんだわ
そうなのね
大変そ〜
さばくのは俺だからな!?
お〜、がんばれ〜
てきとーだな!
俺…そんなことも知らずに来たのか…
そ、だから君は危険なの
そうだったんですね…
まぁでも、アザミの依頼だっていうし、仕方ねぇよ
先進むぞ〜
は、はい!
そうね、行きましょう
はーい
アザミたちは、そのまま先へ進んでいった
いいねして作者を応援しましょう!
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- 青春・学園
夢主の親友ポジになったので全力で作品を盛り上げたいと思う
今世がまさかの(ある意味)王道夢小説の世界だったけど夢女子の一人として不満が満載なので総力を尽くして作品を盛り上げたいと思います 「夢主また屋上でボカロ歌ってんな」 ______ ある日、前世の記憶(限界夢女子時代)が蘇った主人公『親友』。そんな彼女が生活する今世はかつて自分が好きだった作品の"夢小説"の世界だった。 この世界を読んだ人が楽しめるよう盛り上げるべく立ち上がる親友。 夢小説あるあるな展開を作り上げたり、キャラクター達の口調を正したり、時には推しを眺めたりして、今日も彼女は夢主の隣で暗躍していた。 今日も波瀾万丈な夢小説生活が始まる。 ※この作品は、夢小説や夢小説作家の方々を批判するものではありません すでに投稿した文章を時折修正する可能性がございますが、内容には支障をきたさないようなるだけ注意させていただきます 夢小説あるあるをコメントしていただけるとありがたいです 作品内で使わせて頂く可能性があります 表紙は自作です
- ホラー
かくれんぼとかくしごと
「ねえ、『ふたりかくれんぼ』って知ってる?」 週末の日曜日。午前3時。 紅音と明澄は危険な降霊術である『ふたりかくれんぼ』をすることになった。 なにも起きずかくれんぼは進んでいき、終わりの儀式に向かう途中に── キミは、きづケルかナ? これは、とある✕✕のモノガタリ。
- 恋愛
コスモス
コスモス~Flower of life that does not~ あれから5年の月日が経った初夏。大野莉沙、18歳。お互いの心を変える運命の出会いをした影山星護とは、別々の高校へ進み、今では付き合ってもう2年。そんな2人は、いよいよ高3になり、それぞれ、これから進んでいく道に悩んでいた。そんな時不良から更生するため必死で努力する星護の前に突然、事件の発端となるある人が現れて・・・。 心はいつも繋がっている。たとえ離れても。ずっと。 悲惨な現実に泣き崩れる星護と、大きな選択を迫られる莉沙。すれ違っていく2人の思いはどう進んでいくのか┄┄。 ✩前作『クライアイ』(2021・春 完結 )より。 ✩『クライアイ』┈┈┈5年前、主人公・莉沙と星護の13歳の頃のストーリー。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!