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第37話

重岡side
1,200
2018/03/10 15:12
病気のことを、自分の中で下した決定を、みんなに思い切って話した。




見てたらわかるんや。



みんなには才能がある。


将来がある。



たくさん、叶えて行ける夢がある。





そこに僕がいることで、

叶えられる夢まで、奪ってしまうことになるんじゃないか。





やったら早い方がいい。




1歩進む前に、僕がいなくなればいい。








今までずっと、夢を叶えたいと思ってた。

たった一つ、

大切な仲間と一緒に、デビューしたいって思ってた。





でも、初めてだった。




大切な仲間の夢を、叶えてあげたいと心から思った。





そのために、僕はここにおったらあかんねん。




自分を犠牲にしても叶えてあげたいと思うほど、大切な仲間だから。









でも、



間違ってると言われた。




「しげがおらな」



そう、僕に言ってくれた。







僕も、みんなの夢の中に、入ってもええん?




そんな疑問は、優しい涙と、あたたかな笑顔がかき消してくれた。




「7人でデビューしよう」





初めてかもしれない。



僕は、本当に大切な仲間を見つけた気がした。









きっと、



僕が死ぬまで一緒にいるのかもしれない。









何の保証もないけれど、

みんなの笑顔を見て、そう確信したんだ。





もし、



あと1年なら。







この仲間と一緒に、僕は全力で生きよう。


全力で笑ってよう。




目を閉じたらほら、

もう想像ができる。




7人で立つステージ。





みんなを見ると、


やっぱり笑ってた。