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第2話

一話 願い Ⅰ
鏡 せいか
鏡 せいか
え…?
関根 楽
関根 楽
?どうしたんだ?
聞き間違いよね…
近くには楽しかいないし…
鏡 せいか
鏡 せいか
なんでもないわ。
関根 楽
関根 楽
そうか…?
鏡 せいか
鏡 せいか
そんなに心配してくれるのね。
関根 楽
関根 楽
ち!ちげーし!
関根 楽
関根 楽
その…あ…あれだ!お前が死なれたら俺は話し相手がいなくなっちまうからな!
話し相手が私しかいないって暴露してるし…
そういうとこも好きなんだけど。
鏡 せいか
鏡 せいか
不良なんで辞めちゃえばいいのに…
関根 楽
関根 楽
!?なんでだよ!俺はお前のために!
鏡 せいか
鏡 せいか
私のせいで楽からみんなが離れていくのは嫌よ。
関根 楽
関根 楽
!…………
そう。楽が不良をしているのには理由がある。
私が生まれる前、お母さんは不良に殴られたの。
私がお腹にいる時に。
だからかはわからないけど、生まれつき病気になって。
もうその不良の人達はまぁまぁな年だろうな。
もう不良なんてとっくにやめてると思う。
それでも、楽は必死になって毎日不良の相手をしてる。
関根 楽
関根 楽
お前をそんな身体にさせたやつは、地獄の果てまでいや、来世まで追いかけ回してやる。
って。
嬉しいんだけどね。
嬉しい反面、罪悪感もあるの。
私が楽をこんなふうにさせてしまった。
こんなふうに変わらせてしまった。
それに、本当は友達もいて、その子と遊びたいと思う。
でも、それを我慢してここに来てくれてるのも分かる。
なんでも…わかってるんだよ…?
だからさ…
思っている事全部…
打ち明けてよ…
見てるこっちが苦しくなるから…
小さい頃からずっと。
中学校が違った時も。
毎日欠かさず来てくれた。
悔しい…
ありがとうしか言えない自分が…
憎い…
私も…楽の為にできることはないのかな…
関根 楽
関根 楽
せ……!
関根 楽
関根 楽
…い…!せいか!
鏡 せいか
鏡 せいか
ハッ!
関根 楽
関根 楽
どうしたんだよ。ずっと俯いて。
鏡 せいか
鏡 せいか
なんでもないわ…考え事をしていただけよ…
関根 楽
関根 楽
大丈夫じゃねえだろ!
関根 楽
関根 楽
普段考え事なんかしないくせに!
鏡 せいか
鏡 せいか
そうね。
鏡 せいか
鏡 せいか
ごめんなさい。
鏡 せいか
鏡 せいか
少し頭が痛いわ…
関根 楽
関根 楽
お前は寝てろ。安静にしとけ。
鏡 せいか
鏡 せいか
ありがとう…
鏡 せいか
鏡 せいか
帰ってていいからね…
鏡 せいか
鏡 せいか
……………
関根 楽
関根 楽
寝るの早…
関根 楽
関根 楽
………帰る訳ねぇよ…
関根 楽
関根 楽
親も普段いないし…
関根 楽
関根 楽
寂しいくせに…強がるねぇ…
俺だって…
お前の事…わかってんだぜ…