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第3話

二話 願い Ⅱ
鏡 せいか
鏡 せいか
ん…
目が覚めると、何故かお腹あたりが重かった。
見てみると、楽が寝ていた。
もう朝なのに…
ずっと一緒に居てくれたんだ。
起きてからまず熱をはかるのが私の日課。
楽が体温計を握っていた。
起動してみると前回の結果が表示される体温計を使っている。
起動してみると、38.6℃と表示された。
私が寝る前にはかったのは35.8℃だったはず。
私が寝ている間にはかって、ずっと看病してくれてたんだ…
ありがとう。
そう小さく呟いた。
体温計を脇に挟んでしばらくすると、体温計が鳴った。
37.8℃だった。
もう少し寝てたほうがいいな。
あ…もう楽は学校の時間だ…
寂しいけど…
起こさないと。
鏡 せいか
鏡 せいか
楽…楽!
小さく体を揺する。
それでもまだ起きない。
もう少し激しく揺すってみる。
関根 楽
関根 楽
ん…
起きたみたい。
鏡 せいか
鏡 せいか
学校あるでしょ。
関根 楽
関根 楽
いい。そんなの。
鏡 せいか
鏡 せいか
駄目よ。
鏡 せいか
鏡 せいか
単位取らないと危ないでしょ。
鏡 せいか
鏡 せいか
進級できないよ。
関根 楽
関根 楽
…!わかったよ…
せいかに先越されたくねぇし…
小さく楽は呟いた。
これでも私は学校に行っている。
正確には、毎日病院に行っている。
それで学校には出席している事にさせてもらっている。
でも楽はそうはいかない。
病気や障害持ちじゃないから、ちゃんと学校に出席しないと。
私の勉強は家庭教師の先生が見てくれる。
家庭教師とは言っても、私専用の学校の先生なんだけどね。
その先生に出来たプリント等を提出してもらってる。
ありがたい話だよね。
鏡 せいか
鏡 せいか
行ってらっしゃい。
私はベッドからそう言った。
立って玄関まで見送ろうとすると、楽に心配されちゃうから。
過保護だよね。
でも、本当に心配してくれてるんだなって心から思える。
さてと。
目覚まし時計を病院へ行く30分前の9:30にセットして…
熱を冷ますために少し寝よう。
鏡 せいか
鏡 せいか
おやすみなさい…