プリ小説

第19話

『クズ』
放送主は黙ったまま、何も言わない。
僕たちには沈黙が走る。

けど、詠太くんの手は震えている。
ナイフを持っている手が、。
杏果
杏果
その過去って…どんな…?
詠太
詠太
それを君たち自身で思い出すんだよ…!
ねぇ…?姉さんッ…
姉さん…?
誰の、事だ…?
ここに、詠太くんのお姉さんらしき人はいない、。
………まさかっ…!?
放送主
放送主
うん…そうだよ。
詠太は…何も悪いことなんてしてない。
奏
放送主が、詠太くんのお姉さん…?
美穂
美穂
そん、な…
凛
……って、ことは…
要するに、過去を忘れている私たちに復讐をするために、このゲームをやったって…こと?
詠太
詠太
…君たちは…姉さんを何度も酷い目に合わせてきたッ…
__________________.
??
??
ごめんね…姉さん…
いじめられっ子
いじめられっ子
大丈夫だよ?
…今回のいじめっ子が、詠太でよかった(微笑み
??
??
………僕は、姉さんを傷つけた…
いじめられっ子
いじめられっ子
けど、手加減してくれてたでしょ?
私は恨んだりしてないよ!
??
??
ほんとに、ごめん、。
__________嘘だ__
奏
僕じゃ…ない、。
美穂
美穂
何が、ですか…?
奏
……僕…思い出し、た…
僕は…今まで完全に忘れていた…
そして、彼女をいじめていたのは僕じゃない…
詠太くんだ、。

詠太くんと彼女は兄弟だった…
けど、苗字は、違う。
きっと、親が離婚したんだろう。

だけど、学校は同じになり、周りには兄弟という事は知られていなかった。

だから、詠太くんは、ある人の命令で…元からいじめられっ子だった彼女を…いじめていた。
奏
詠太くん、君は……
詠太
詠太
なん、だよ……
奏
……僕のこと…友達って…言ってくれた、よね…?
詠太
詠太
ッ………
僕のことを…唯一、友達と言ってくれた人…それは、詠太くんだった。

僕は転校生だった。
そんな中、一番最初に僕の元へ来てくれたのは詠太くんだった。
その詠太くんは何故か、周りから嫌われていた。

多分昔も…今と似たようなキャラだった。

そのせいで、周りからは変な目で見られ、避けられてきた。
そんな中、詠太くんの事を何も知らない僕が転校してきて、僕を友達にしてくれた。
奏
それなのに…僕…
詠太の事を…姉さんのことを…守れなかった…
美穂
美穂
奏、さん…?
凛
まさか…その姉貴って…
星華の…事か…?
涼也
涼也
………
凛
星華は…1人だった私を……
どんな奴からも守ってくれてた…
泣きながらも…強がって、私をッ…
みんな…記憶を取り戻してきた…?
けど、なんで詠太は復讐を…?
詠太
詠太
僕は…思い出話をしたいわけじゃない!
詠太
詠太
みんな…
僕の姉さんを…星華を見捨てたくせに!!
___________見捨てた、か___
??
??
あっれー?
大切な友達は1人も助けに来ないねー?w
おっかしいなぁ…
いじめられっ子
いじめられっ子
い、たい…やだっ…やめて…
??
??
ね、姉さんから…手を離せ!
??
??
…来たのはたった1人かぁ…
??
??
他のみんなはどうしたー?w
??
??
みんな…逃げた…
_________僕らは逃げた…____
本当に僕は…『クズ』だったんだな、。

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亜夢
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