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第16話

変更
そうして、また新しいカートを配れた。
僕のカードは……『嘘』…
そんなっ…僕が…人を殺すのか…?
詠太
詠太
………
奏
ッ……!!
僕はたまたま…詠太くんの顔を見た…
けど、あの目に…一滴も潤みはなく…殺意がある目をしていた……

他のみんなは今までとおなじ反応。
自分のカードについて何も表情を変えない。
なのに詠太くんは…。
今回のカードを見ると…死んだ目を…今にも吸い込まれそうな目をしている。
美穂
美穂
奏さん…どうかしました…?
奏
え、う…ううん!
なんでも、ないよ…
美穂
美穂
……タメ口で話してくれたの…初めてです(ニコッ
奏
え!?
ごご、ごめん…なさい!年上なのに、。
美穂
美穂
全然ですよ(微笑み
む、無意識だった…
ほんとに大丈夫なのかな。?

けど、美穂さんは嘘をつかない。
あの笑顔は本物だった、。
放送主
放送主
えー、みなさーん!
聞こえてますかー?
杏果
杏果
び、びっくりしたぁ…
放送主
放送主
おっ、聞こえてるねー!
今から、ルール変更をします!
ルール変更?
そんな事するのか…一体どんな変更だ…?
放送主
放送主
今回のゲームから…
人間排出をやめまーす♪
奏
人間排出を…やめる?
そんなことしたら…殺す人はいなくなる…
……え?
排出人間がいなくなる…殺せなくなる。
ってことは……今回の『嘘』は…
放送主
放送主
排出人間の代わりに、ここにいるメンバーの事を殺してもらいま~す♪
凛
…はぁ!?
…やっぱり……
僕の嫌な予想は…的中した…
詠太
詠太
ついに僕らが殺される側になるなんてね~♪
美穂
美穂
なん、で…
放送主
放送主
今まで排出された人間は行方不明という形でニュースになってる!
けど、そういう人が多くなると私も困るんだよねぇ、。
だから、存在を消されている君らを殺せば問題なし!

ということで…頑張って♪
そんな…。なんで、こういう時に限って『嘘』になるんだ…
ここにいる人たちを殺す?
そんな事を絶対に嫌だ…けど…これをやらなきゃ、僕らは脱出できない、。
涼也
涼也
………面倒だな。
凛
無責任すぎ、だろ…
杏果
杏果
本当に…そう、ですね……
奏
ひどすぎる…
詠太
詠太
いいじゃん、楽しそうで♪
『嘘』はこの僕だ…
だから、みんなは死ぬ確率がとても高い。
そう言う面で、僕は有利だ。
けど、誰を殺す…?誰が殺しやすい…?

誰を殺せば…1番罪悪感がうまれない?
詠太
詠太
ねぇ、どうしたの?
そんなに硬い顔をして…♪
奏
なッ…!?
僕が色々と考え事をしているうちに、詠太くんは僕の目の前で満面の笑みを浮かべていた。
詠太
詠太
そんなに驚かなくても~…
奏
ご、ごめん。
なんでもないよ…
詠太
詠太
………このメンバーの中で1番殺しやすい人…誰だと思う?(微笑み
奏
…はっ……?
何を言っている…?
『嘘』は僕のはず…
それに、例えば詠太くんが『嘘』だとしても、こんなことを聞けば、詠太くんが『嘘』だと疑われやすくなるだけだ…
詠太
詠太
僕的には、美穂さんが1番殺しやすいと思うんだよね~♪
奏
や、やめろ…!!!
詠太
詠太
んぇ?
奏
あっ…いや……
僕は何を口走っているんだ…?
詠太くんは『嘘』じゃないのに…
けど、なんだか詠太くんの言葉に嘘はなさそうに聞こえて…なんだか、怖くて…
詠太
詠太
………
え、まさか怒った?
無言。?
なな、なんでだろ…?
詠太くんの気に触るような発言だったのかな!?
奏
詠太くっ_
詠太
詠太
わかった。やめとくよ♪
奏
なに、を…?
詠太
詠太
ん?
こういう話をするの!
奏
あ、そういう…ことか……
うっ、うん…そうしてくれるの…嬉しい…
詠太
詠太
うん♪
けど、なんであんなことを?
この三日間…詠太くんに振り回されてばっかりだな、。

美穂
美穂
二人とも、何話してるの?
奏
へぁ!?
う、ううん!なんでもないよ!?
美穂
美穂
けど…明らかになにか…
奏
大丈夫!
美穂
美穂
な、なら…いいけど…
涼也
涼也
………
あ、涼也くん…自分の部屋へ行っちゃった…
……というか、裁判とか色々やってるうちにもう遅い時間だ…
凛
私はそろそろ寝ようかな…
杏果
杏果
わ、私も…そう、しますっ…
凛は…目玉を奪われてから、しずかになった。きっと、あの痛みに怯えているのだろう、。
美穂
美穂
………私も、寝よ…
美穂さんは周りに流されるように、自分の部屋へと行った。
詠太
詠太
僕も寝たいけどなぁ~…
奏
あれ…詠太くんの部屋あるよね?
行かないの…?
詠太
詠太
血の匂いがキツすぎて寝れないんだよねぇ…
あ…そうか…
前の殺人は詠太くんの部屋だったっけ…
しかもベッドの上…
そんな所で普通ねたくないよな…

……そういう所は詠太くん普通なんだな、。
詠太くんなら、そういうの気にしないで普通に寝てそう、。
詠太
詠太
仕方ないかぁ…
詠太くんは、そう言いながらリビングにあるソファーに寝転がる。

……まてよ…?
ここでもし、僕が一緒にいれば、殺せるんじゃ…?
リビングとみんなの部屋は階が違う。

リビングは1階。
みんなの部屋は…2階だ。
声を聞いて駆けつけるのにも時間がかかる。
よっぽどな事がない限り、殺している所も見られない。

このチャンス…逃せない…
奏
ね、ねぇ…詠太くん。
詠太
詠太
んー?
奏
一緒に…いようか?
詠太
詠太
なんでー?
うっ…なんで、か…
なんて言おうかな…
奏
ほ、ほら!
今回の『嘘』はここにいる6人誰かを殺すんでしょ?
だったら、2人の方が心強いかなって…
詠太
詠太
ふぅ~ん…
奏
………
詠太
詠太
そっか…それもそうだね!
うん!一緒にこの部屋で寝よ~♪
奏
う、うん!
よ、よかった…
半分くらい疑いの目があったけど…

このまま…詠太くんがぐっすり眠ってくれれば…僕は……

人を殺せる。

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亜夢
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みなさんどうも!亜夢です!! 色々なジャンルの作品を書こうと思ってます! 亜夢の本棚と検索すると私の小説が出てくるので、是非読んでみてくださいね! 私の作品は、亜夢の本棚とタグを検索すれば出てきます! お気に入りや、いいねしてくれたらめっちゃ喜びまずw コメントよければしてくださいね(੭ु´͈ ᐜ `͈)੭ु
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