プリ小説

第12話

守る
凛
お前ら~!!!起きろー!!
涼也
涼也
………うるさい。
美穂
美穂
今起きますぅ~……
杏果
杏果
…………
凛の叫び声が聞こえる…
それにみんな反応してるけど、僕はお腹の痛みの負担もあって、なかなか体が起こせない…
寝る前に詠太くんと長話しすぎちゃったし…
瞼が開かない……
詠太
詠太
奏くーん?
そろそろ起きないと『嘘』に殺されるかもよー?w
奏
ん~……
『嘘』が殺せるのは排出された人だけだよ……
詠太
詠太
もー!
そういう所細かいなぁ…
詠太くんが起こしてくれようとするけど、なかなか起きれない…
このまま二度寝してしまおうか……
美穂
美穂
奏さん!
そろそろ起きないとダメですよ…?
奏
は、はいッ……!?
美穂さんが僕の体を揺すって起こしてくれた。
けど、揺するときに…美穂さんの手が僕の肌に触れて…びっくりした方が大きかった……
美穂
美穂
わっ…びっくりした…(苦笑
奏
す、すみません…
人間
な、なんなの…ここッ…
怖い…よ……
杏果
杏果
ッ……!?
新しい…排出者?
杏果ちゃんが新しい排出者に気づいた…って……

杏果ちゃんの爪…本当にないんだな…
包帯で隠れてるけど、血が滲んでる……
見てるだけでも痛々しい……

まぁ、僕はお腹を刺されたんだけどね…
詠太
詠太
わ~…次は女の子だね~…
凛
しかも女子高生だぞー?
涼也
涼也
………年齢すらも無視なんだな。
奏
そうみたい…だね…
今回の排出者は女の子。
しかも、僕と同じくらいの年。
もし僕がこのゲームに参加してなかったら…
排出者として、選ばれていたかもしれない…

そう思うだけでゾッとする。
このゲームに参加すると、体の一部を奪われるかもしれないけど、この子は命そのものを奪われる。
……可哀想。
美穂
美穂
そういえば…
体の一部が書かれていたルーレットに…
『命』と書かれてましたよね…?
もしかしたら…私たち、命を奪われる可能性もあるってこと。ですよね…?
奏
えっ…い、命!?
美穂
美穂
んぇ!?
あっ…そっか…奏さんいなかったですもんね…
命を…奪われる可能性がある?
このゲームは色々とおかしすぎる…

なんのために僕らを選んだ?

それに、せっかく僕らをここに集められたのに、すぐに手放せるようにしている…
このゲームをクリアすれば脱出。
『嘘』と言われた人は命を奪われるかもしれない。

本当に…ここに来てから混乱してばかりだ…
凛
いつ『嘘』が動き出すかわっかんねぇな~…
詠太
詠太
そうだね~♪
美穂
美穂
自分が殺される訳でもないのに…なんだか怖いです…
自分が殺されないって言うってことは…
美穂さんは『嘘』じゃないのかな?
まぁ…そうやって決めつけるのは良くないけど…

でも、美穂さんだけは傷つけたく、ないな…
裁判でもし美穂さんが疑われてしまったら…僕が守ろう。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

亜夢
亜夢
みなさんどうも!亜夢です!! 色々なジャンルの作品を書こうと思ってます! 亜夢の本棚と検索すると私の小説が出てくるので、是非読んでみてくださいね! 私の作品は、亜夢の本棚とタグを検索すれば出てきます! お気に入りや、いいねしてくれたらめっちゃ喜びまずw コメントよければしてくださいね(੭ु´͈ ᐜ `͈)੭ु