本当なら逃げ出したかった
でも
逃げなかった
逃げたら負けだって
私がやったって
認めてしまうような気がして
"また"か...
私はまだなにも"やっていない"のにな.....
最初、絶対私を信じてくれるって思ってたのにな.......
それを思った瞬間
"私が壊れる"
直感的にそう感じた
"なんもしてない"
ちゃんと言ったら変わるかな?
無理だろうな....
認めてしまった
やってないのに
もう
どうでもいいんだ
そして
"私が壊れた"
そんな時
誰かが私の名前を呼んだ
この声は
聞きなれていて
大好きな声だった
でも
もう遅い
💬×5
もしくは
♡×40
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。