あなたside
海人「着れた〜?」
と、海人の声がする。
『うん!』
私は、鏡でチェックして外に出た。
みんな「…」
『また無言 笑笑』
廉「めっちゃ似合っとる」
海人「おぉ〜すごい 笑」
4回目の服は、紺色のワンピース。
『これ誰のチョイス?』
優太「俺俺〜!」
勇太「俺俺詐欺っすか 笑」
優太「ちゃうわ!(謎の関西弁)」
『結構好きだな〜 笑』
みんな「え?!」
優太「俺が?」
『いや、このチョイスが』
紫耀「びっくりしたぁー笑」
優太「ちょっとメンタル死んだ 笑笑」
玄樹「はい、みんな何点〜?」
紫耀「俺は7!」
廉「俺も7」
海人「8!」
優太「俺は10かな 笑」
勇太「ん〜、7」
玄樹「俺は8かな〜。
あなたは?」
『私も8〜』
玄樹「じゃ、55だね〜」
紫耀「よしつぎぃ!」
『はいはい、笑』
次どんな服だろ、笑笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!