第2話

目覚めしイヴ
582
2020/12/21 04:53
あなた

ん…。

…ずっと、長い夢を見ていた。私は気づいたらここに眠っていた。それ以前の記憶はないけれど、「あの人」にここに閉じ込められてからずっとここで来るときがくるまで眠って、現れし「アダム」を待つように言われてた。
あなた

(私の名前と、自分は「目覚めしイヴ」なんだってことと来るべき時まで待たなきゃいけないってことだけ頭に刻み込まれてる…。それで、私が目覚めたってことは…。)

-その時、私が眠っていた部屋の扉が開かれた。そこから、私の運命の歯車が回り始めた…。

プリ小説オーディオドラマ