佐藤side
俺あなたのシンメだよね?
あなたのことは、俺が1番わかってないといけないのに、
俺、頼りなかったかな?
迷惑なんて思わないから、なんでも言って欲しかった
そんなの、どーでもいいから、
あなたほんとにごめん、早く見つかって!
『あなたぁぁ!』
どこにいるの?あなた。
ガチャン
『え?あなた!』
桜木「ッ……勝利ぃ…」
自販機で飲み物を買っているあなたを見つけた
佐桜「「あの、ごめん!!」」
桜木「あ、フフッ」
『ごめんねあなた、今日、月一のアレなんでしょ。風磨くんに聞いた』
桜木「あーうん、だから体調悪くって」
『…言ってよ』
桜木「え?」
『俺、あなたのメンバーでしょ?シンメでしょ?もっと頼ってよ。そんなに頼りないかなぁ。』
桜木「そんな事ない!ただ、迷惑かなって…」
『迷惑じゃない!俺はあなたに頼って欲しいよ?』
桜木「佐藤、ありがと。次からはちゃんと頼るね!」
『うん!はい、カルピス!』
桜木「え?笑」
『好きでしょ、カルピス』
桜木「フフッはい、これ!」
『シンメってすること一緒なんだね笑
帰ろっか』
桜木「うん!」
ガチャ
『戻りましたー』
桜木「お騒がせしました」
菊池「桜木、ちゃんと頼れよ」
中島「はい、痛み止め」
マリウス「あなたちゃん!毛布だよ!ちゃんとあっためてね!」
『みんな、ありがと(泣』
マリウス「あなたちゃん泣かないでぇ」
SexyZoneって、ほんとにあったかいグループだね
あなた、今度からメンバーを頼ってね
あなたに渡したカルピスが、ケンティーからっていうのは内緒←
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。