金指side
今日はこれから、あなたちゃんとお出かけします
駅前で待ち合わせしてるんだけど、
壁にもたれかかってスタバ飲みながらスマホをいじってるあなたちゃん
サングラスはかけてるけど、オーラがすごすぎて
ファンの子みんなチラチラ見てるし
『あなたちゃん!』
桜木「あ!金指くぅーーーーん!!(大声」
『あなたちゃん!あんまり大きい声出すとバレちゃいますよ』
桜木「めんごめんご〜」
『それ、何飲んでるんですか?』
桜木「あ、これ?スタバの新作
飲む?もう全部あげる!」
『ぇ、ぁ、えと、ありがとうございます、』
桜木「あ、いらなかった?」
『いえ!いただきます!ただ、あの、間接キス…』
桜木「あぁ!ごめん!
いっつもメンバーと普通にしてるから、クセで笑」
あぁいーな!メンバーさん!これが普通なんて。
桜木「金指くん?ほら、行こ?」
『はい!』
あなたちゃんの観たがっていた
「天気の子」を観に、渋谷駅近くの映画館へ
桜木「金指くん!始まるよ!」
『あなたちゃん、落ち着いてください!』
桜木「ズズッ」←泣いてる
『どうぞ』←ハンカチ渡す
桜木「ありがとズズッ」
桜木「はぁ〜!おもしろかったね!」
『はい!面白かったです!』
その後、色々買い物して、
『あなたちゃん、今日はありがとうございました!』
桜木「こちらこそ!ありがと!楽しかった!
また、デートしよーね!笑」
『ぇ!あ、はい!』
今日は色んなあなたちゃんが見られてよかったなぁ
またあなたちゃんとでーと、したいな!←ダメ!By佐藤
次は難しいかも知れません笑
ちなみに、映画代とか、奢ってもらいました。
出します!って言ったら、
桜木「学生は奢られてなさい」←
と、言われてしまいました。
あなたちゃんには敵いません
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。