あなたside
菊池の誕生日である7日、少し前に外に呼び出した。
あ、桜木あなたです!(
菊池は、なんか顔ニヤニヤさせて喜んでるけど
いつもなんだかんだ言って迷惑かけてるからね
今日は2人で菊池の25歳を迎えよーかなぁと。
きゃぁ、ロマンティックぅー←
まぁ、私の行きつけのバーで乾杯した瞬間に
7日になるっていう演出をし、←私天才
お酒をたしなみながら、色んな話が進む―――
『菊池も三十路かぁ(しみじみ)』
菊池「うっせー、まだピチピチの25笑」
『はいはいそーですねぇ笑』
菊池「…なぁ」
『ん?』
菊池「なんで菊池呼びに戻った」
『ふはっ笑、やっぱ風磨呼び嬉しかったんじゃん!』
菊池「べっつに、嬉しかねぇし」
『風磨』
菊池「ッ〜/ばぁーか」
『あはは笑、そーいや、中島と同い年weekおめでとう笑』
菊池「いや、意味わかんねぇし笑」
こんなくだらない話をしながら
お酒が進み、まぁ、酔わないとか言っときながら
結局酔うのが私のお決まりで、
『ふまぁ、おめれとうね!』
菊池「おま、飲みすぎ」
『ん〜、ふまにはねー、感謝してるんらよ』
菊池「…は?笑」
『なんか、ツンデレでぇ、いじわるでぇ、うざいけど』←
菊池「おい笑」
『いつも私をみてぇ、助けてくれるのはぁ、ふまだしィ、?』
『ほんとーは、らいすきだよ?』
菊池「·····」
『あとはねぇ、菊池「わぁーった!」』
菊池「わかったから、もういい//」
『あれれぇ、ふまくんタコさんみらぁい笑』
菊池「ッ〜/今日は酔わねぇんじゃないのかよ」
『んふふ』
菊池「んっとに、帰るぞあなた」
『はぁーい!おかね、お財布どこらぁ?』
菊池「いーいー、俺が払うから」
『ありゃーとふまくん』
菊池「外出りゃ、酔いもさめるだろ」
まぁはい、風磨に肩を貸してもらいながら
とりあえず外に出る。
近くにあったベンチに座り、
「そこで待っとけよ」
と言われたので大人しく待つ。
菊池「ん、水飲め」
『ありがと』
菊池「少しは酔いさめたか?」
『はい、ご迷惑をお掛けしまして』
菊池「別に、迷惑じゃねぇし、お前はいつもが人を頼らなすぎ」
『ありがとう』
菊池「まぁ、あなたと2人で25歳迎えられたし、飲めたし?いい誕生日だったんじゃねぇの?笑」
『わぁーツンデレー笑』
菊池「うっせーよ笑帰るぞ」
『ん!』
菊池「さみーだろ、これ上着とけ」
『ふふっ、ありがと風磨!』
菊池「、、帰ったら風呂入れよ」
『え?』
菊池「酒、におうぞ笑」
『んもう!!』
最後はいつもの菊池でイラッとしたけど、
さらっと上着着せてくれるとことか、
普段は絶対呼ばないあなた呼びには
キュンとしたとか、してないとか()
帰ったら寝て、あ、お風呂入ってからね、
お昼間の菊池が仕事でいないうちに
メンバーでパーティーの準備しないとな。
next…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。