あなたside
『…ンン。』
窓から差し込む眩しい朝日に目を覚ました。
まだ少し痛む頭を起こし、ふと辺りを見渡す。
松村「スースー……」
『ぁ、』
ソファーで気持ちよさそうに寝ている北斗を見つけ、
『えっと、私はなんで北斗の家にいるんだ?』←
松村「スースー…」
『……あ゛ァァァァァァ!!!』
松村「うわ!(ドテッ」←ソファーから落ちた
『………やってしまった、』
松村「あなた、大丈夫?」
『北斗、ゴメンなさい!!』
松村「え?笑」
『…北斗が、ここまで運んでくれたの?』
松村「そーだけど?」
『あー!お金、お金は?私、払った記憶が無い!
まさか、食い逃げしちゃった、』←
松村「俺がちゃんと払っといたよ笑」
『私の奢りとか言っといて…いくらだった?払うから!』
松村「いいって、今度奢ってもらうし」
『え?』
松村「これであなたとの次の約束もできたし笑」
『ありがと…』
松村「それより、早く帰らないとメンバーに怒られるんj『うわぁ!何時?!』7時半」
『あぁ〜殺される!』
松村「送るから、早く着替えて」
『ありがたやー、北斗さまぁ!!』←
ガチャ
『…ただいま帰りましたぁ……(小声)』
ドタバタドタバタ
中島「あなた!連絡もなしに朝帰りって!」
マリウス「僕たち心配して何回も電話かけたんだよ!」
佐藤「あなたに何かあったらって!」
菊池「きちんと説明してもらおうか??」
『申し訳ございませんでしたァァァ!』
佐藤「謝って済む問題じゃないでしょ!」
『北斗ぉ〜(半泣』
中佐菊マ「「え?」」
松村「あ、、」
この後、北斗と2人、長々とお説教されたのは
言うまでもない。
お酒もほどほどに、だね。
また2人でご飯行きたいな←反省してない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。