彩美…以外の人もやってるが。
内ゲバによってあちこち壊れ、黒く焦げた第8ホールもようやく静かになって来た頃。
アミも年頃の女の子。
女の子らしいことを好むのも当然である。
なんだろうか、この平和な人種は。
作者でさえ彼らがマフィアであることを忘れそうである。
だがまぁ、どんな職種であれ平和であることは一番いい。
そんなこんなで頭領と四天王3名、それと幹部が一人、はいかにも、というような可愛らしい店でしっかりと甘味を堪能した。
傍から見たら絶対にマフィアだとは誰も思わないだろう。
制限時間いっぱい楽しんで、それからウィンドウショッピングを楽しむ一行。波瑠や紫苑が甘やかすのでどんどんと彼らの荷物は増えていった。
そうだろうな、と言う諦めとも取れる顔で出迎えてくれた流華だったが、いつものけだるそうな表情から一変して紫苑を見るなり報告をする。
話を切り出す一言に、その場の空気が貼り詰める。
ただの一言だった。
しかしただならぬ一言。
内々に勧めていた外交がこじれ、少しずつ隣の領地の夜の組織と軋轢が生じ始めるまで、そう長くはかからないだろう。
----------あとがき----------
はいっ!お久しぶりです!定期テストが終わりましてね、意外といい感じの点数が返ってきてるんですよ。
いやぁ、煽ってくれたクリーパー(仮)、偉大ですね。
持つべきものは友人。
そんな友人が少ない鈴宮ですが本日誕生日!いやぁ、得に何も無いですね。
あと一時間少々で16歳になるらしいのですが…精神年齢はいつまでも14歳ですよ。厨ニデスよ。
結構ネ友さんとかメッセージカード送ってくれたりとかしてね。
いやはや、いつもありがとうございますううううう!
これからもよろしくお願いします♪
それではまた!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。