第14話

決意
210
2019/03/12 01:46
エレノア
エレノア
(アイリス様が教えてくれた。
今、私が何をすべきなのか…)
「アイリス様」が、自分に教えてくれた。

自分は一人ではない事。
「友」がいる事。


昔とは、少しだけ違う事。
エレノア
エレノア
どうするか考えるのって、
難しいですね…
今までに、色々あったからでしょうか?
周りを見渡しながら、
エレノアは何かを考える。

今までとは違う、何かを考える。
エレノア
エレノア
思い返すと、今まで…
色々な事があった気がします。
アイリス様も、そう思いますよね?
これからに期待を寄せるように、
アイリスに事を尋ねてみる。


そう言うと、風が吹いてきた。
エレノアを優しく撫でるように、
穏やかに吹いてきた。
エレノア
エレノア
周りを信じて、前に進む。
「友」を信頼しながら、一歩ずつ進む。
ずっと、大切にしなければいけない事。

そうですよね…アイリス様。

アイリスもまた、
遠くでエレノアを想っているだろう。



初代の光の王であるアイリスは、
「友」の大切さを知っている。


アイリスの事は、分かっている。


それだから、自分は進むしかない。
アイリスの言葉を信じて、ただ進むしかない。




エレノアは、強く胸に刻んだ。



吹いてきた風に応えるように頷き、
今までとは違う、決意を抱く。
エレノア
エレノア
私…アイリス様のようになります。
貴方が愛した世界のような、
そんな未来を作る事が出来る。
誰よりも優しく、心の支えにもなれる。
そんな風な人に…なってみせますから。
だから、未来から見ててください。
アイリス…様。
力を込めてそう言うと、
エレノアは、静かにその場に倒れ込んだ。

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