七海さん。先程、イメージが出来たと言っていましたね。少しだけ、聴かせていただけませんか?
ティーカップをソーサーに置くなり、トキヤはCMの曲が気になっていたのだった。
はい。分かりました。
春歌は、ソファーから立ち上がり、グランドピアノの前に座ると、イメージしている部分を弾き語る。
《~♪~♪~~♪》
(鮮明に物語が浮かび上がる様な旋律ですね。)
(…!!日に日に、進化しておるな。)
鍵盤から指先を離す春歌。
あの…どうでしょうか?
素晴らしい出来ですね^^*
このまま更に、アレンジしていきましょう。
使用する楽器も決めなければならぬな。マリアージュだから、パイプオルガンの音を入れれば箔が付くであろう。
弦楽器…ヴァイオリンやヴィオラ。後はチェロでしょうか。
成程…φ(._. )メモメモ
色々と考えるうちに、時計の針はあっという間に5時を少し過ぎていた。
しまった!!∑۳(°□°۳"ll)
アレキサンダーを、トリミングから迎えに行かねばならぬ。悪いが、先に失礼するぞ。
カミュはソファーから立ち上がると、足早に玄関へと向かう。
今日は、ごちそうさまでした(*^^*)
曲作りの打ち合わせは、また後日に事務所でする。ではな。
はいっ!!(*^^*)
靴を履き終えて、ドアを開けて去って行くカミュを見送る春歌。
リビングに戻って、カミュの使ったティーカップをキッチンに運ぶ。
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- ノンジャンル
小さな白雪姫
「この子を…守って欲しい。」 滝沢君から預かったのは… 『………………………』 家族に見捨てられた女の子でした
favorite 366,777grade 6,776update 2024/04/14 - ノンジャンル
失敗作少女
冷炎を恨んだ
favorite 165,251grade 11,692update 6日前 - 恋愛
ただ、貴方の背中だけを……
中学で観た兄の試合で、忘れられない人と出会った__。 振り向いてほしい。 悲しませたくない。 応えたい。 でもどうしようもなく、好き。 行き交う“好き”のキモチ。 貴女が最後に選ぶのは、変わらず彼……? それとも……。 甘酸っぱい、切ない、恋の行方____。 ✑☁︎︎序章編..2話~340話 ✑☁︎︎本編編..344話~764話 ✑☁︎︎最終章編..766話~ ・ ・ ・ ※落ち不明 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✁キリトリ✁ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんな事あらすじに書きたくないけど、パクリなどは絶対にやめてください。
favorite 570,827grade 15,982update 6日前 - 青春・学園
運動神経の優れた私の正体は…【完】
椚ヶ丘中学校 3年E組を卒業した私が烏野高校で男子バレー部のマネージャーとして送る高校生活の物語! ―――――――――キリトリ線――――――――― ・原作と異なる事多々 中学時代の作品はコチラ👉https://novel.prcm.jp/novel/tlGdipuniFd7EtQqovoQ この度、この作品の漫画版を描いて頂きましたっ! 漫画版の作品はコチラ👉 https://novel.prcm.jp/novel/5ceRyBkKmpPB6ZduEdP0
favorite 182,624grade 6,323update 2日前 - 恋愛
言いなり
過激なBL作品です。私の自己満です。 苦手な方はスクロールを。 名前は 読者さんにご協力頂きました😭💖 沢山の方に読んでもらえて嬉しいです。 ネタが無くなるまで頑張ります😌💭
favorite 323,966grade 13,839update 6日前
コンテスト受賞作品
もっと見るONE N’ ONLYオーディオドラマ原案コラボコンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- 青春・学園
嘘だけついていればいい
人見知りなんです、私。 本音を人に言ったら 嫌われるんじゃないかって不安で、。 そんな時…………。
- 青春・学園
夏が終わる
夏休み終了直前、陽介と奈津は夏祭りに行った 楽しんでいると、突然目の前が真っ暗になり、気づくと日付が戻っていた ずっと夏休みにいられると喜ぶ陽介に対し、奈津の表情は暗く…………
- ファンタジー
クリスマスに家に来たのはサンタの息子
その日はクリスマスイブ。キロ・マグリーはサンタがいると自分を騙しているのだと、親に怒鳴った。それを聞いた父は、息子にこっそり自分の九歳のクリスマスイブのことを話した。知らなかったサンタの家系の秘密。おもしろくて、ちょっと心温まるとあるクリスマスのお話。番外編まで見逃せない!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。