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第14話

お迎えにあがりました
あなた

………はぁ

ほうきに顎をついてため息をつく。

今日はとことんついてない。

朝は(ねこ助のせいで)寝坊するし、授業中ウトウトして注意されちゃうし、掃除押しつけられたし、友達みんな帰っちゃうし



なんて最悪な日なんだ
あなた

…………はぁ…

本日何度目かもわからないため息がでる。
土谷
お前ため息つきすぎだろ。
わたしを見て笑いながら教室に入ってきた土谷。


土屋は去年から同じクラスのうるさい奴。
土谷
あれ?お前掃除1人?
あなた

みんな部活~だって。

わたしがそう言うと、土谷はブレザーを脱いで、シャツの袖をまくった。
土谷
しょうがねぇなぁ、手伝ってやる
そう言ってニカッと笑う土谷。
あなた

えっありがとう…ございます

土谷
フハッ、お前が素直にお礼言うなんて珍しいな。
あなた

は?私いつでも素直でしょ??何言っちゃってんの??

土谷
…あっはいそうすっね。
………うっざ

なんて思いながらも笑っちゃうわたし。

こんなに気を遣わずに話せる男子なんて土谷くらいだし、ほんといい友達だなって

絶対こんなこと土谷には言ってやんないけどね。
土谷
…ん?何あれ。校門のとこめっちゃ人だかり出来てっぞ。
お前も見てみろよって土谷がわたしの腕を引っ張る

あなた

わぁほんとだ女子めっちゃいんじゃん…ってんんん??!

あの綺麗な髪の毛、目、鼻、口!


なんでねこ助あんなとこいんの?!

わたしは急いでカバンを持つ。
あなた

ごめん土谷掃除道具片付けといて!急用!!

土谷
はっ?!どうしたんだよ急に!!
あなた

ごめん明日ジュース奢るから!

わたしは教室をでてダッシュで校門へと向かう。


校門には、たくさんの女子に囲まれて困ったように笑ってるねこ助。
ねこ助
……あっ!あなた!おかえり~!
ねこ助がわたしを見つけるなりニコニコで走ってくる。

ほんとにワンコ系やん……
「えっえっどういう関係~?」

「イケメン彼氏…?」

「美男と野獣かよww」

色んな女子の騒ぎ声が聞こえてくる。

…おい美男と野獣つったやつ誰だ。野獣じゃねぇよ。
そんな女子達を気にもとめず、わたしの手を握ったねこ助。
ねこ助
あなた!お迎えにあがりました!